価格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
価格(かかく)とは、有形・無形の各種の商品(サービスを含む)の取引に際して提示される金額を言う。基本的には需要と供給のバランスによって決定される。一般には、値段(ねだん)とも呼ばれる。
目次 |
[編集] 価格の種類
価格は、基本的に商品の需要と供給によって決まる物であるが、価格に決定の仕方によっていくつかの種類がある。
- 市場価格 市場で現実に成立する価格で、需要と供給の変動によって上下するが、長期的には生産価格に一致する傾向がある。例として、株式市場における株価などがある。
- 独占価格 狭義には1社独占の市場での価格をいうが、広義では寡占価格や管理価格のこともさす。
- 統制価格 政策上の必要から国家によって統制される価格で,公共料金などがこれにあたる。例として、交通機関の運賃などがある。
[編集] 消費者の購買心理に関する価格
- 心理的価格 消費者は特定の商品において一定の価格の範囲内であれば、あまり価格の上下を気にせず購入する価格帯のこと。
- 習慣価格 特定の商品に対して消費者が習慣的に認めている価格のこと。自動販売機における飲料などが含まれる。
- 端数価格 値段を198のように端数をつけることによって価格を下げたという印象を消費者に与える価格。日本では8や9という端数が多く用いられることからイチキュッパともいわれている。
- 名声価格 バッグや時計など主に奢侈品(ぜいたく品、高級品)に用いられることが多い価格。高価格のほうが品質がいいと判断されることが多いためあえて高価格に設定されている。
[編集] 価格と物価
価格と物価には次のような違いがある。
- 価格
- 物価
- 物価とは、一定の範囲(工業製品、消費財、小売商品等)に属する数多くの商品の価格の状態を、他の時点での価格と比較して総合的に表したものである。通常物価指数として示される。
[編集] 価格と効用
ある財が価格をもつということは、その財が希少性(使いたい量に比べて使える量の少ないこと)をもつことを意味する。とはいえ希少性は効用(主観的な満足)とは区別される概念である。たとえばダイヤモンドと水を比べた場合、前者は希少であり価格が高いが、しかし効用はありふれた後者のほうが高い。このことは、価値のパラドックスといわれる。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 意外な物の意外な値段(掲示板)

