五稜郭駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
五稜郭駅(ごりょうかくえき)は、北海道函館市にある北海道旅客鉄道(JR北海道)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅。JR北海道の駅は亀田本町64に、JR貨物の駅は函館港に面する港町1丁目35にある。
五稜郭駅と称しているが、特別史跡五稜郭へは遠い。
なお、本稿では1978年11月1日の函館市電本線の一部(五稜郭駅前~ガス会社前間)の廃止の際に廃止された五稜郭駅前停留所(ごりょうかくえきまえていりゅうじょ)についても記述する。
目次 |
[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
2面4線のホームを有する地上駅。ホーム番号は駅舎側から3、4、5、6番のりばとなっている。
| 3 | ■ | (予備ホーム) |
| 4 | ■函館線・江差線 | 函館方面 |
| 5 | ■函館線 | 森・長万部・札幌方面 |
| ■江差線(津軽海峡線) | 木古内・江差・青森方面 | |
| 6 | ■ | (予備ホーム) |
- 6番のりばは2002年11月30日まで札幌発の「スーパー北斗2号」が盛岡行「はつかり14号」の連絡のために使用していたが、「はつかり」の「白鳥」化に伴う時刻変更により現在定期列車が6番のりばを使用することはない。3番のりばは通常使用されることはなく、専ら貨物列車などの機関車が一時的に待機するために用いられている。極めてまれに、五稜郭~函館間で人身事故などが発生した場合などに限り、七飯方面からの乗客の降車に用いられることがある。ホームを持たない残りの2線も貨物列車発着専用となっている。
- 5番のりばのホームは機関車を含めて8両分しかなく、快速「海峡」が増結されて運転した場合には前7両のみドア扱いをし、後の車両は締切だった(ドアカット)。なお、4番のりばは13両分あったため、すべての車両においてドア扱いを行っていた。
- ごく一部の特急列車だけが停まっていたが、のちに津軽海峡線の快速・特急列車がすべて停車するようになり、函館線の特急列車も停車列車が増加した。しかし、2002年12月1日改正で津軽海峡線の停車列車が大幅削減されたため五稜郭駅からの利用者には不便を強いることとなった。
- 他路線へ乗り入れる際、基本的に旅客列車は函館駅で、貨物列車は当駅でスイッチバックを行う。但し、「トワイライトエクスプレス」は函館駅まで行かず、当駅で路線を乗り換えている。しかし、大幅なダイヤの乱れや不通区間で札幌発着にならない場合は函館駅まで向かうことがある。その場合、函館~札幌間は「北斗」または臨時特急による代替輸送となる。
- 社員配置駅(管理駅)で、当駅の管理下にある駅は以下の通り。
- 駅舎にはみどりの窓口(営業時間6時50分~20時00分)、トラベルセンター(旅行センター・営業時間9時00分~17時00分、日曜・祝日休業)、自動券売機1台、キヨスク、「みかど」のそば屋がある。
- 営業上は夜間駅員不在だが、駅本屋とは別に信号扱所があり信号扱いの駅員は終日配置されている。
[編集] 貨物駅
JR貨物の駅は、旅客駅から2.1kmの非電化路線を経由した函館港有川埠頭に位置する。通称有川操車場、五稜郭貨物駅。かつては、南側に曲がり旅客駅へ至る現在の路線の他、北側に曲がり五稜郭操車場(五稜郭機関区付近)へ至る路線もあった。その廃線跡の一部が道路となっている。
駅には2面4線のコンテナホームや、数本の留置線・仕分け線がある。営業窓口であるJR貨物函館営業支店や、北海道ジェイアール物流函館支店・五稜郭事業所も構内にある。
- その他
[編集] 五稜郭駅前停留所
五稜郭駅前停留所は、函館市交通局が1955年(昭和30年)11月27日の鉄道工場前~五稜郭駅前間の路線延伸の際に開設した停留所であったが、1978年(昭和53年)11月1日に亀田町・大野新道・鉄道工場前の各停留所と共に廃止された。
- 駅構造
- 2面1線のホームを有していた。
- 停留所へ向かうには、中央部に停留所への昇降用階段を備えた歩道橋を利用した。
- その他
[編集] 駅周辺
特別史跡五稜郭は駅から南東に2kmほど離れた位置にある。五稜郭公園などの観光スポットは、函館市電の五稜郭公園前停留所のほうが至近である。
[編集] 利用状況
- 北海道旅客鉄道
- 函館支社によると、2004年度の1日平均の乗車人員は852人である。
- 日本貨物鉄道
- 2004年度の発送貨物は199,000トン、到着貨物は189,000トンであった。
[編集] 歴史
- 1911年(明治44年)9月1日 - 国鉄函館本線の駅(一般駅)として開業。
- 1955年(昭和30年)11月27日 - 函館市電五稜郭駅前停留所が開業。
- 1978年(昭和53年)11月1日 - 五稜郭駅前停留所が廃止。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 荷物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、北海道旅客鉄道・日本貨物鉄道の駅となる。
[編集] 隣の駅
- 函館市交通局
- 本線(1978年11月1日廃止)
- 鉄道工場前駅 - 五稜郭駅
[編集] 関連項目
[編集] 関連リンク
- 函館本線(函館~長万部)</dt>
- 函館 - 五稜郭 - 桔梗 - 大中山 - 七飯 - 渡島大野 - 仁山 - 大沼 - 大沼公園 - 赤井川 - 駒ヶ岳 - 東山 - 姫川 - 森 - 桂川 - 石谷 - 本石倉 - 石倉 - 落部 - 野田生 - 山越 - 八雲 - 鷲ノ巣 - 山崎 - 黒岩 - 北豊津 - 国縫 - 中ノ沢 - 長万部 (>>小樽方面・東室蘭方面)
砂原支線 : 大沼 - 池田園 - 流山温泉 - 銚子口 - 鹿部 - 渡島沼尻 - 渡島砂原 - 掛澗 - 尾白内 - 東森 - 森</dd>

