ヴィルヘルム・ヴント
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ヴィルヘルム・ヴント(Wilhelm Max Wundt, 1832年8月16日 - 1920年8月31日)は、ドイツの生理学者、心理学者。 実験心理学の父と称される。
南ドイツのバーデン地方、マンハイムのネッカラウに牧師の子として生まれる。高校時代までは勉強が嫌いであったが、ハイデルベルク大学医学部に入学してからは猛勉強をする。1857年に同大学を卒業。ヘルムホルツの助手をつとめる。それまでの哲学的な心理学とは異なる実証的な心理学を構想し、ライプツィヒ大学の哲学教授を務めていた1879年、公認された世界初の心理学実験室を開設した。(ちなみに、本人は自身が心理学者であると思って仕事をしていた訳ではなかった。後世の人が実験心理学の祖として解釈した。)その実験室にはヨーロッパ、アメリカ、日本から多くの研究者が集まった。自分の精神の内面を観察する内観という方法を用いて意識を観察・分析し、意識の要素と構成法則を明らかにしようとした事から、ヴントの心理学は構成主義と呼ばれる。さまざまな感覚が統覚によって統合されるとした。
- 反応の4類型
- ハイマン・シュタインタール、モーリツ・ラーツァルスと共に「民族心理学 Völkerpsychologie」を創始したといわれる。
- 東北大学教授千葉胤成はドイツ留学中、売りに出されていたヴントの蔵書を購入し、日本に持ち帰った。この蔵書は東北大学図書館に「ヴント文庫」として所蔵されている。

