ローマ教皇庁
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ローマ教皇庁(教皇庁 Roman Curia)は、使徒ペトロに由来するとされる使徒継承教会の首長としての地位の継承者として存続するカトリック教会の使徒座のこと。また、ローマ教皇の下に全世界のカトリック教会を統率する組織でもある。現在の所在地はローマのバチカンであり、バチカン市国という世界最小の主権国家の中に置かれている。主にカトリック内をはじめとする西方教会地域では、聖庁、聖座(Holy See, Sancta Sedes)ともいう。
「ローマ法王庁」という表記も存在するが、日本のカトリック教会では、「法王」の名称を使用しないよう、官公庁やマスコミに度々注意喚起している。日本国外務省は教皇を「ローマ法王」、教皇庁を「ローマ法王庁」と呼んでいるが、他の官庁では、法王を避けて「教皇」を公文書で用いることがある。例えば、文部科学省、文化庁、経済産業省や特許庁の公文書などでは、「教皇」、「教皇庁」と表示することが多い。
「ローマ法王」と「ローマ教皇」の違いについては、ローマ教皇を参照。
かつて教皇は世俗の領主のように自らの領地(教皇領)を持っており、事実上国家と同様に独立した行政権を領地内で行使していたが、19世紀末のイタリア独立運動の中で失っている。ラテラノ条約によって成立したバチカン市国は、教皇庁が支配する国際法上の主権国家であるが、かつての教皇領のような世俗的支配を行う領地ではなく、国民は教会関係者のみである。
[編集] 組織概要
現在の教皇庁組織は以下のような構成になっている。
- 国務省(Secretariat of State) 教皇職のバックアップを行い、バチカンの諸組織を統合運営。現在の国務長官はタルチジオ・ベルトーネ枢機卿。
- 総務局
- 外務局
- 諸省(Congregationes) 省庁というより会議としての意味合いが強い。長官は枢機卿が任命される。
The Apostolic Penitentiary
- 裁判所(Tribunalia)
- 内赦院()
- 使徒座署名院最高裁判所()
- ローマ控訴院()
- 評議会(Consilia)
- 家庭評議会
- 広報評議会
- 法文解釈評議会
- 諸宗教対話評議会
- 移住異動者司牧評議会
- 正義と平和協議会
- キリスト教一致推進評議会
- 開発援助促進評議会
- 文化評議会
- 保健従事者評議会
- 使徒評議会

