ユーカード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ユーカード(U-CARD)は、出光興産や日本電信電話・NTTデータ・日本たばこ産業等が出資していた株式会社ユーカードが、1990年から本格的に発行を開始した日本初の汎用プリペイドカードである。
前身は出光興産が設立した日本カードエンジニアリング。一方テレホンカードで成功し、独自にプリペイドカードの開発を進めていたNTTグループの日本カードシステム(現存する三井住友カード関係企業とは別)を1991年に吸収合併し、社名変更でユーカードとなっっている。
出光は1988年から試験的に洗車専用の磁気プリペイドカードなどを、日本カードエンジニアリングより発行していたが、1989年に日本カードシステムと共同でU-カードシステムを開発。
1991年3月からは共用カードの発行がはじまり、同時期にユーカードを本格導入した日本マクドナルドと相互利用が出来るようになった。
それから1994年頃までの間に、東京地区のサーティーワンアイスクリームや東京コカコーラボトリング設置のごく一部の自動販売機、小田急新百合ヶ丘エルミロード(新百合ヶ丘駅)などが加盟店となり相互利用を展開した。
しかし、1995年に同業の日本カードセンターがユーカードより後発にかかわらず、全国のセブン-イレブンや日本石油などで使える共通プリペイドカードの「クオカード」の発行が開始されたり、同時期に日本マクドナルドとユーカード間の契約更改で手数料の面などの折半がつかなかった為、96年中にマクドナルド店舗でのユーカードの取扱を終了した。
ユーカードの共通利用は次第に縮小し、その後もとの出光専用の「出光ユーカード」となったが、電子プリカの導入が進んだため2002年度を以て取扱を終了。現在はユーカードとNTTテレカ(テレホンカード)を合併したNTTカードソリューションにて残額の払戻受付をしているのみである。

