ポーランド

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ポーランド共和国</dt>
Rzeczpospolita Polska</dt>

国旗(国章)

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国の標語 : なし1</dd>
国歌 : ドンブロフスキのマズルカ</dd>
</dd>

公用語 ポーランド語
首都 ワルシャワ
最大の都市 ワルシャワ
大統領 レフ・カチンスキ
首相 ヤロスワフ・カチンスキ
面積
 - 総計
 - 水面積率
世界第68位
312,685km²
2.6%
人口
 - 総計(2004年
 - 人口密度
世界第32位
38,626,349
124人/km²
GDP(自国通貨表示)
 - 合計(2005年

9,367億ズウォティ
GDPMER
 - 合計(2005年
世界第23位
3,122億ドル
GDPPPP
 - 合計(2003年
 - 1人当り
世界第24位
4,267億ドル
11,000ドル
独立 ロシア帝国から
1918年11月11日
通貨 ズウォティPLN
時間帯 UTC +1(DST: +2)
ccTLD PL
国際電話番号 48

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注1: ポーランドには公式な標語は存在しないが、過去、国家のシンボルに、Bóg, Honor, Ojczyzna(神、名誉、祖国)などの標語が書かれたことがあった。 </dd>
ポーランド共和国(ポーランドきょうわこく)、通称ポーランドは、中央ヨーロッパ(中欧)の国。第二次世界大戦後の復活以降、ソ連の影響下におかれたため政治的には東欧に分類されてきた。ヨーロッパ共産圏の消滅後は、その地理的文化的位置づけから中欧または中東欧として再び分類されるようになっている。首都はワルシャワ

ポーランドの北にはバルト海が広がり、北東にはロシア飛地カリーニングラード地方)とリトアニア、東にはベラルーシウクライナ、南にはチェコスロバキア、そして西にはドイツがある。

目次

[編集] 国名

正式名称はポーランド語で、Rzeczpospolita Polskaポーランド語: ジェチポスポリタ・ポルスカ)。通称、Polska。略称は、RP

公式の英語表記は、Republic of Poland。通称、Poland

日本語の表記は、ポーランド共和国。通称、ポーランド(波蘭)、略語は

ポーランドの国名は野原または空き地を意味するポーレ (pole) が語源と言われている。 また、「共和国」に相当するRzeczpospolitaは、ラテン語Respublicaに由来する。resには「物」や「財産」という意味があり、ポーランド語ではrzeczがこれにあたる。pospolitaはラテン語のpublica「公共のもの」から来ている。

[編集] 歴史

16./17.

詳細はポーランドの歴史ポーランド王国を参照

多くの国と陸続きであり、平地が多く、他国の勢力の侵入が容易な地形であるため、ポーランドは幾度も戦争に巻き込まれ、国境線が絶えず変化した。 ペスト大流行で迫害されたユダヤ人が、この国の寛容さから、多数、入国した。 中世にはヤギェウォ朝がポーランドを支配し、一時期はリトアニアと連合した(リトアニア-ポーランド王国)。その後、周辺帝国の成長とともに国土を3度にわたり分割(ポーランド分割)され、コシューシコの蜂起が鎮圧されると、ポーランド国家は消滅した。

第一次世界大戦終結後、ヴェルサイユ条約民族自決の原則により、ドイツ帝国ソビエト連邦から土地が割譲されて国家が回復した。しかし、ナチス・ドイツソヴィエト連邦の密約(独ソ不可侵条約秘密条項)によって、国土は双方に分割されることになり、1939年グダニスク近郊のヴェステルプラッツェ侵攻に始まるドイツ軍ポーランド侵攻と、ソ連軍の侵略により再び消滅した。戦中は国内外で様々な反独闘争を展開。

第二次世界大戦後に復活したが、現在の国土はヤルタ会談密約に基づいて設置されたもので、戦前と比べて大きく西に移動した。国土の西側半分近くが旧ドイツ・ワイマール共和国から割譲したものである。逆に東側の大部分はソビエト連邦が併合した。

終戦後は、ソヴィエト連邦の強い影響下に置かれるとともに、ワルシャワ条約機構や、1949年1月ソヴィエト連邦と東ヨーロッパの共産圏で、西側のマーシャル=プランに対抗するものとして設立されたコメコン(経済協力機構)に参加。社会主義国となって東西冷戦に巻き込まれた。1980年代後半から民主化に取り組み社会主義政権は解消された。冷戦崩壊以降はNATOに加盟した親米国の一つで、アレクサンデル・クファシニェフスキ大統領の下でイラク戦争への派兵を行った。2004年5月1日には欧州連合(EU)に加盟した。カチンスキ政権でも米国との友好関係は続くと見られる。

[編集] 政治

ポーランドは共和制の国である。国家元首大統領であり、5年ごとに一般投票によって選ばれる。首相内閣を率いて政府(閣僚会議)を構成する。大統領は、議会の下院に当たるセイム (sejm) の大多数の連合から、首相の提案によって内閣を指名する。

議会ポーランド語:Zgromadzenie Narodowe)は二院制で、定数460名のセイムと100名の上院(Senat 元老院)から成る。セイムは比例代表制の下で選ばれる。少数民族政党を例外として、政党がセイムで議席を獲得するには、全国投票の合計の少なくとも5%を得なければならない。

2005年の議会選挙においては法と正義が最多議席を獲得し、大統領選においては同党のレフ・カチンスキ候補が勝利した。首相のヤロスワフ・カチンスキとは双子の兄弟。

[編集] 経済

機械、鉄鋼、化学製品、造船、食品、繊維などの工業が主。戦後、東側諸国に組み込まれ、社会主義化が進められ工業は国有化された。1970年代以降、ギエレク政権は西側諸国との経済協力による経済成長を目指し、70年代前半には高度成長を実現したが、オイルショックにより成長は減速した。その後、労働者の賃上げストライキなど社会主義経済が限界に達し、1989年社会主義を放棄、市場経済化を進めている。カチンスキは、腐敗を撲滅し、この15年に開いた経済格差を埋めると宣言している。1996年には経済協力開発機構(OECD)への加盟を実現した。

近年はGDP成長率が高く、2006年のGDP成長率は5.2%と予測されている。今後少なくとも数年間はGDP成長率が年5%を超える高成長を維持すると予測されており、国内インフラの整備の急速な進展[1]にあわせて国内経済は本格的な成長軌道にのったものと考えられている。

また、その中東欧最大である国内市場(ポーランドの人口とGDPは、2004年にEUに新規加盟した10カ国の半分以上を占める)と西方のEU域内や東方のCIS諸国への地の利を見込んで、世界各国からポーランドへの直接投資も近年非常に盛んで、2006年は1年間で100億ドルを超えると見込まれており、そのおよそ10%に当たる10億ドルは日本からの直接投資分である。

日系企業の進出が増加しており、2006年の日本からの直接投資額は10億ドルを超えると見込まれている。ポーランド情報外国投資庁(PAIiIZ[2]によると、2006年10月現在で、日本からの投資予定案件が30件以上あるとされている。なおポーランドへの直接投資の窓口は、このポーランド情報外国投資庁に一本化されており、便利である。

[編集] 地方行政区分

詳細はポーランドの地方行政区画を参照

1999年の改正以来、ポーランドには16の県 (województwo) があり、その下位自治体として郡 (powiat) が合計373、グミナと呼ばれる地方自治体基礎組織 (gmina) が合計2489ある。

ポーランドの県区分図

(アルファベット順)

[編集] 地理

[編集] 主要都市

(アルファベット順)

[編集] 気候

バルト海に面した北西部は温帯気候であるが、東部や南部の山岳地帯では、冬季の間は河川が凍結する冷帯気候となる。降水量は平均しており、季節による変動が少ない。

[編集] 鉱業

ポーランドは鉱物資源に恵まれた国である。石炭を中心とした有機鉱物資源、亜鉛といった重要な非鉄金属が豊富なことが特徴である。

有機鉱物資源では、世界シェア第7位(2.8%)の石炭(1.0億トン、2002年)と、燃料などに用いる亜炭(同7位、6.5%、5955万トン)が豊富である。可採埋蔵量は石炭203億トン、亜炭19億トンであり、枯渇の心配もない。ヨーロッパではロシアに次いで石炭が豊富である。少量ではあるが、原油(77万トン)、天然ガス(162千兆ジュール)も採取されている。

金属鉱物資源では、世界第8位 (6.0%) の鉱(1200トン)、同9位 (3.7%) の銅鉱(50万トン)、同9位 (1.8%) の鉛鉱(5.3万トン)、同10位 (1.8%) の亜鉛鉱(15万トン)のほか、金とマグネシウム鉱を産出する。

そのほかの鉱物資源としては、イオウ(122万トン、世界シェア2.1%)と岩塩(420万トン、世界シェア2.0%)を採掘する。岩塩の採掘孔はヴィエリチュカ岩塩鉱(マウォポルスカ県)など観光資源としても活用されている。

[編集] 国民

2002年の国勢調査によると、人口は約3698万人で、そのうち約97%がポーランド人である。かつては多民族国家であったが、第二次大戦の結果国家自体が地理的に西側へ移動し、現在のようなほぼ単一民族国家となった。その他の少数派としては、ウクライナ人、ラトビア人、ベラルーシ人(主に東部に在住)、ドイツ人(主に旧ドイツ領の西部に在住)がいる。

[編集] 言語

国語はポーランド語。ポーランド語は印欧語のスラヴ語派に属する言語で、ロシア語、ウクライナ語、チェコ語などと共通のグループに属する。表記はロシア等で用いられるキリル文字ではなく、ラテン式アルファベットでなされる。

冷戦時代に東側に組み込まれたため、現在でも多くの40代以上のポーランド人はロシア語を解すが、若い世代においては英語が圧倒的な人気を誇っている。また、第二外国語としてドイツ語やスペイン語を学ぶ学生も多い。

[編集] 宗教

米国CIAの調査によると、国民の約95%がカトリック教徒であり、うち75%が敬虔な信者である。欧州連合の憲法の条文に「神」を入れるように主張し、各国を戸惑わせたこともある。また、欧州で同性愛犯罪とされている、数少ない国である。このように、ポーランド人の価値観や日常生活にカトリックの信仰が根付いており、史上初のポーランド出身の教皇ヨハネ・パウロ二世は絶大な尊敬を集めた。そのほか、プロテスタント、東方正教会の信者もわずかながら存在する。

[編集] 文化

  • 食生活
    ポーランド料理は、基本的に家庭料理である。肉を中心に長時間煮込む料理が多い。脂肪分、塩分が多いのも特徴。使用する肉は、牛肉豚肉鶏肉が多く、ウサギの肉も売られている。ハムソーセージの種類も多い。肉に添える野菜はジャガイモが多い。魚はあまり食べないが、ニシンを食べることもある。代表的な料理は、ビゴス、バルシチ、コトレットなど。以前、ポーランドでは一日に4回の食事をとっていたが、最近は3回の家庭が多い。
    ポーランド人にはアルコール好きが多い。ウォッカ(wódka)を代表として蜂蜜酒ビールの種類が豊富。ポーランド原産のウォッカとして、アルコール度数世界一のスピリタスがある。
  • 住居
    ポーランド国内の都市に共通するのは、旧共産圏によく見られるネズミ色のアパート群が多いことである。これは旧体制時代に建設されたもの。戦後、人口増加の対策として間に合わせに作られたものである。こぢんまりして使い勝手はいい。しかし一方、そういった高層アパートがゲマインシャフトを分断し、文化的だけでなく、政治的・経済的にも人々を無気力にしているとの社会学的非難がある。地区のカトリック教会がある程度人々を結びつけているが、プロテスタント教会と異なりカトリック教会は一種のゲゼルシャフトに過ぎないことから、決してゲマインシャフトの代用とはなりえない。そのため、都市に鎮座する高層アパート群と社会に寄生する強大なカトリック教会の存在は一体として、地域における相互扶助の精神の発展およびその発露を阻害する決定的な要因となっており、これはポーランド大都市に巣食う宿命的・決定的な文化的病理の根源ともなっている。 一方、郊外および地方では、伝統建築あるいは伝統建築をモチーフにした美しい一戸建てが多く建てられてきており、古い建物も順次リフォームされ、こちらでは地域のゲマインシャフトとそれに伴う地域住民の共同体意識がよく発達している。

[編集] 教育

詳細はポーランドの教育を参照
1999年9月1日より、従来の社会主義時代からの8・4制を改め、6・3・3制に移行した。

[編集] 音楽

第二次世界大戦後のポーランド音楽の展開はポーランド楽派の項目を参照のこと。

[編集] 著名なポーランド人

詳細はポーランド人の一覧を参照

[編集] 世界遺産

詳細はポーランドの世界遺産を参照
ポーランド国内には、ユネスコ世界遺産リストに登録された文化遺産が10件ある。さらにドイツとにまたがって1件の文化遺産が、ベラルーシとにまたがって1件の自然遺産が登録されている。

[編集] 祝祭日・年間行事

日付 日本語表記 現地語表記 備考
1月1日元日Nowy Rok新年。ニューイヤーパーティーなどが盛大に行われる。(休)
1月6日3人の博士の日Trzech Króli三人の博士がイエス・キリストに会いに来たのを記念する日。
1月21・22日おばあちゃんの日・おじいちゃんの日Dzień Babci・Dzień Dziadka21日がおばあちゃんの日で22日がおじいちゃんの日
移動祝祭日Tłusty Czwartek脂っこいものを食べる日。
移動祝祭日復活祭Wielkanoc春の満月後の最初の日曜日と翌日の月曜日。キリストの復活を祝う日。クリスマスと並ぶ大きな祭日。2007年は4月8日と9日。(休)
5月1日メーデーŚwięto Pracy(休)
5月3日5月3日憲法」記念日Rocznica Konstytucji 3 maja1791年に制定された憲法を記念する日。 ※ヨーロッパで始めての憲法 (休)
5月26日母の日Dzień Matki
移動祝祭日聖霊降臨の祝日Zielone Świątki復活祭後の7回目の日曜日。聖霊が使徒たちの上に下ったことを記念。2007年は5月27日 (休)
6月1日子供の日Dzień Dziecka
移動祝祭日聖体の祝日Boże Ciało聖霊降臨節の10日後の木曜日。最後の晩餐を記念する。2007年は6月7日(休)
6月23日父の日Dzień Ojca
8月15日聖母被昇天の祝日Wniebowzięcie Najświętszej Marii Pannyチェンストホーヴァ(Częstochowa)にあるヤスナ・グラ寺院(Jasna Góra)へ、ポーランド各地から大規模な巡礼が行われる。(休)
11月1日諸聖人の日Wszystkich Świętych聖人を祭る日。墓地で家族や親類の墓にろうそくを置く。(日本で言うお盆) (休)
11月2日死者の日Zaduszki祖先の霊を供養する日
11月11日独立記念日Narodowe Święto Niepodległościロシアドイツ,オーストリアからの独立を記念する日。(休)
12月6日サンタクロースの日MikołajkiMikołaj(Nicolaus=サンタクロース)の日とされ、子供たちにプレゼントが与えられる。
12月24日キリスト降誕祭前夜(クリスマス・イヴWigilia Bożego Narodzenia教会でミサを行う。基本的に日本のクリスマス・イヴとは違い家族で過ごす。(日本のお正月のような雰囲気)この日は肉を食べてはいけないというならわしがあり、伝統的に鯉を食べる。
12月25日12月26日キリスト降誕祭(クリスマスBoże Narodzenieクリスマスの日。親戚や家族で集まる。 (休)
12月31日シルヴェスターの夜Sylwester大晦日にあたるが、日本のものとは異なる。家族や親戚、友人でパーティーを催したり、夜中の12時に花火を飛ばしたりする。そのためか元旦は酔ってる人が多いとか?

※(休)は休日

[編集] 主たる観光地

旧西側諸国に比べ華やかな観光地は少ないが、歴史的に価値の高い町、建物などが数多くある。旧体制のもとで日本のメディアにはほとんど紹介されなかった事情もあるが、2004年、EUに加盟したことにより、益々門戸が開放されると予想できる。

  • ワルシャワ Warszawa
    • 旧市街 Stare Miasto
    • 聖十字架教会 Kościół pw. Św. Krzyża
    • サスキ公園 Ogród Saski
    • ニケの像 Nike Warszawska
    • 文化科学宮殿 Pałac Kultury i Nauki
    • ワジェンキ公園 Park Łazienkowski
    • ヴィラヌフ宮殿 Pałac Wilanowski
    • ゲットー英雄記念碑 Pomnik Bohaterów Getta
    • ツィタデラ Cytadela
    • 人魚像(ワルシャワ市の紋章)Pomnik Syreny
    • 国立博物館 Muzeum Narodowe
    • 軍事博物館 Muzeum Wojska Polskiego
    • ワルシャワ歴史博物館 Muzeum Historyczne Miasta Stołecznego Warszawy
    • ショパン博物館 Muzeum Chopina w Warszawie
    • キュリー夫人博物館 Muzeum Marii Skłodowskiej-Curie
  •  クラクフ Kraków
    • 旧市街 Stare Miasto
    • ヴァヴェル城 Wawel
    • バルバカン(要塞) Barbakan
    • 織物会館  Sukiennice

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

ウィキニュースにポーランドに関連するニュースがあります。
ポーランド大統領選、トゥスク氏とカチンスキ氏が決戦投票へ

[編集] 公式

[編集] その他

[編集] Poland Tourism

[編集] Sights

欧州連合加盟国</dt>

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