ベッド

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ベッドとは人が睡眠をとるための什器(じゅうき)であり家具。日本語では寝台と呼ぶ。

目次

[編集] 日本での位置づけ

奈良時代に中国より伝わっていたが、生活様式に合致しなかったので一般化する事無く廃れる。

明治以降欧米式の生活様式が広まると共に再度伝わるが、畳の上で寝る形式が普通であった日本に於いては余り広がらず、軍隊病院等、特殊な生活環境を要求される際に使用する物(あるいは金持ちのステータス)の意味合いが強かった。

第二次世界大戦後に大衆の生活の欧米化へ準じて普及した。日本に外来語としてこの語が入ってきた当時は「ベット」とも呼ばれていた。

英語教育の浸透した戦後世代からは、「ベッド」と呼ぶ人が多くを占めるようになった。なお、ドイツ語ではベット(Bett)であり、まだまだドイツ語を使用していた医療現場に多くベッドが納入されていたために、その影響もあるのではないかとも言われる。

[編集] 大きさ

括弧内の数字は、建築設計者が標準的に用いる参考寸法。宮は長さ+200mm程度。

  • ジュニア
  • シングル(幅1,000mm、長さ2,000mm)
  • セミダブル(幅1,200mm、長さ2,000mm)
  • ダブル(幅1,400mm、長さ2,000mm)
  • クィーン
  • キング
  • ロング

[編集] 種類

[編集] (宮なし)ベッド

木製の枠にマットレスを置いた、ベッドの基本形。

前後左右の板をボルトで固定し、左右の板を針金で結び、マットレスを支えるサナを置き、マットレスを置く、といった構造になっている。

[編集] 宮付きベッド

宮なしベッドの前板が、宮となっている物。宮とは、寝たときに頭の上方にある部分で、照明や小物入れが付く。ベッド本体の下に、引き出しを備える物もある。

[編集] 二段ベッド・三段ベッド

上下にベッドを積んだ形状の物。上段を利用するために、はしごが付く。

[編集] ロフトベッド

二段ベッドの上段のみ、といった形状。二段ベッドの下段に相当する部分には、机などを置いて使用することができる。

[編集] 折りたたみ

マットレスに金属パイプとキャスターが付いているもの。布団を敷いたまま、マットレスを立てて長さを半分にした形に一人でできる。重量はあるが、キャスターで一人で簡単に移動することができる。

[編集] ソファベッド

ソファとベッドが兼用で使用できる構造のもの。ソファの状態から折りたたまれた座面の部分を伸ばすことができ、簡易なベッドになる。一見すばらしい品物のように思えるが、実際には、ソファとして見れば、肘掛けがないものが多かったり、座面等が硬すぎたりといった短所があり、またベッドとしては、柔らかすぎたり、床面が平坦でないため常用には向かない(腰を悪くする)といった短所がある。

[編集] 作りつけベッド

室内に造作工事にて製作される後付け家具、什器としての寝台のこと。

[編集] 介護用

リモコンひとつで操作でき、背上げ,脚上げと左右にねがえりの機能がある。 日本初めてのベットとしては木村寝台(後のパラマウントベット)がある。

[編集] 医療用

[編集] 簡易ベッド

更に簡素な構造の物として「コット」(折り畳み式簡易ベッド)がある。分割ジョイント式にされている左右のパイプの間にキャンバスシートがあるのみ。付属している折り畳み式Ⅹ字脚の上に載せて使う。主として野戦病院や屋外救護所、軍のキャンプで使用するもの。

[編集] マットレス

ベッド用のマットレスは、敷布団の下に使用するウレタンのものと異なり、中にスプリングが入っている。スプリングは鋼鉄製で、スプリング形状にそれぞれ工夫がなされている。形状によって、S式、Z式、ポケットコイル式等がある。体重やサイズによりバネスプリングの硬度が異なる為、用途により選択される。

木製部分に毛布などを敷くことによって、摩擦による表面のほころびを防ぐことができる。3ヶ月毎に表裏上下を変え、1年で元に戻すなどバランスよく使うことにより、寿命が延びる。

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズに、ベッドに関連するカテゴリがあります。

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