ファイザー

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ファイザー(Pfizer Inc.,NYSE:PFE)は、世界売上1位(2005年、売上高約513億ドル)の製薬会社である。本項ではその日本法人のファイザー株式会社(Pfizer Japan Inc.)も併せて指す。

1849年にチャールズ・ファイザーらによってニューヨークで創業。南北戦争時の北軍の医薬品はほとんどファイザーが製造した<ref>ファイザー株式会社 - 50年の歩み</ref>。マンハッタンのグランド・セントラル駅に程近いミッドタウン東部に本社ビルを所有している。完全子会社である日本法人は東京都渋谷区代々木3-22-7(新宿文化クイントビル)に所在。

目次

[編集] 日本法人

1950年に現在の田辺製薬との合弁によって、ファイザー田邊を設立し日本へ進出した。当時の主力製品テラマイシン(抗生物質)などの販売を開始するも、テラマイシン国産品の増産が出来ず当時の厚生省の方針によって合弁契約の解消を迫られる。その後、台糖(現在の三井製糖)が独自のペニシリンの培養技術をもって発売していた。一方で、パートナーとして外国の医薬品メーカーとの提携を模索しており、当時のファイザーと利害が一致。1955年にファイザー田邊の田辺製薬持ち株分を台糖へ譲渡し、台糖ファイザーが誕生(実際は社名変更)した。

1950~1970年代当時は外為法の規制によって、外国の製薬会社は日本の大手製薬会社との合弁会社を通して、自社製品を合弁先である日本の製薬会社によって販売されていたが、台糖ファイザーは当初から独自にMR(営業職員)を多く雇用し、自社で納入・販売先を開拓してきたため、全国におよそ2500人のMR(日本国内では最大規模の一つ)がいる所が特徴である。

1983年にPfizer Inc.の完全子会社となり、1989年にファイザー製薬に社名変更した。Pfizer Inc.が2000年にアメリカのワーナー・ランバート(医薬品のパーク・デービス () 、カプセル剤のカプスゲル、カミソリのシック、含嗽剤のリステリン、お菓子のアダムス、観賞魚製品のテトラ・ベルケなどを保有)を、2003年にはアメリカのファルマシア () を買収したのに併せてそれぞれ事業を統合し、日本法人は2003年にファルマシアの日本法人との事業統合を機に、ファイザー製薬株式会社より現在のファイザー株式会社へ商号変更した。

なお、ワーナー・ランバートの菓子ブランド「アダムス」(リカルデント、ホールズ、メントスなど)はキャドバリージャパンへ譲渡した。

[編集] 主要商品

2004年度では世界の上位銘柄一位となり、ファイザーのワーナー・ランバート買収資金がリピトールの売上で充分に回収出来た、とされている。日本ではアステラス製薬(旧山之内製薬)が製造し、共同販売も行っている。
  • ジスロマック - マクロライド系抗菌薬
  • ユナシン-S -注射用ペニシリン系抗菌薬 注射用ペニシリン系抗菌薬
  • ニコレット - 旧ファルマシアの製品で禁煙補助薬(製造は自社で行い、販売は武田薬品工業が行っている。)
  • ハルシオン - 旧アップジョン社が開発。睡眠導入剤として有名。
  • アリセプト - エーザイが開発・発売しているアルツハイマー病治療薬だが、提携によりファイザーが世界的に販売を行っている。(日本でも共同販売をしている。)
  • デトルシトール - 過活動膀胱治療剤 過活動膀胱(OAB)の適応症を日本で初めて取得した。欧米では、過活動膀胱の標準治療薬となっている
  • ジェイゾロフト - 世界110カ国で発売されているSSRI
  • セレコックス - 世界100カ国以上で発売されている非ステロイド性消炎・鎮痛剤(NSAID)。リピトール同様、日本ではアステラス製薬が製造し、共同販売も行っている。
  • ポンタール - 旧ワーナー・ランバートの製品で鎮痛・消炎・解熱剤。日本では第一三共(旧三共)が製造し、共同販売も行っている。

[編集] 一般用医薬品(大衆薬

  • テラマイシン軟膏・クリーム - 外用抗生物質剤
  • テラ・コートリル - 抗生物質配合ステロイド外用剤
  • バイシン - 目薬
  • アネトン - かぜ薬

なお、大衆薬部門は、2006年12月20日に、ジョンソン・エンド・ジョンソンへ売却された。

[編集] 脚注

<references/>

[編集] 外部リンク

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