ドクターペッパー
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ドクターペッパー(Dr Pepper)は、アメリカから端を発した著名な炭酸飲料である。
キャドバリー・シュウェップス社(Cadbury-Schweppes)の子会社、ドクターペッパー/セブンアップ社が販売しており、ダラス郊外のテキサス州プラノに本社がある。
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[編集] 歴史
ドクターペッパーは、1885年にアリゾナ州ケーヴ・クリークで初めて販売されたとされており、1904年にアメリカで行われた国際博覧会でアメリカ国内に広まった。実際に初めて販売された日は不明ではあるが、アメリカ特許庁は、1885年12月1日をドクターペッパーが初めて売り出された日と認定している。世界中で今も飲まれている最も古い炭酸飲料である。モリソンズ・オールド・コーナー・ドラッグストアのオーナー、ウェード・モリソンがかつて勤務していたドラッグストアのオーナーである、チャールズ・ペッパー博士の名前から商品名が取られているが、実際に材料を選び、味を調合したのは同じ店で働いていた薬剤師のチャールズ・アルダートンである。コカ・コーラやペプシコーラと違い、コーラを素に作られた飲み物ではない。ドクターペッパーの味は、ソーダファウンテンにあった数種類の味を混ぜて作られたということになっているが、23種類とされている原料は未だに非公開であるため確認できない。ウェイコにあるドクターペッパー博物館で、その材料の一部が公開されている。材料の1つとしてプルーンジュースが使われているという話があるが、これは都市伝説である。[1]テキサス州では、ドクターペッパーは最も良く飲まれている炭酸飲料の1つであり、ペプシ・コーラの売上を上回ることが頻繁にある。
[編集] 流通
[編集] 生産と販売
アメリカ国内では、ドクターペッパー/セブンアップ社は独自の販売網と瓶詰業者を持たないため、コカ・コーラやペプシの製品も生産する独立した瓶詰業者の手によって流通している商品が多数ある。独立した瓶詰業者が生産しているものもあり、またキャドバリー・シュウェップス社の工場が生産している地域もある。他の国では、同社はコカ・コーラ社に生産と販売を委託している。
[編集] ダブリンペッパー
ドクターペッパーを生産している最も古い工場は、テキサス州ダブリンにある。1960年代、工場のオーナーであるビル・クロスターは、生産性の問題からサトウキビから取った砂糖ではなく、安価なコーンシロップを使って作るように迫られたが、これを拒否した。この工場は、現在でも同じ砂糖を使って生産しているアメリカで唯一の生産拠点である。この砂糖はテキサス州にある、インペリアル・シュガー社が提供している。このため、この工場が生産しているドクターペッパーは、元祖の味を持っているため、ダブリンペッパーの別名で知られている。契約上の問題から、ステファンヴィレ、トーラー、コマンチ、ヒコの町を含む半径40マイルの範囲でしか売られていないが、個人向けの販売は許可されており、インターネットを通して世界中に販売されている。
近年、ダブリンペッパーは、その営業規模を拡大しており、テキサス州のほとんどの地域に商品を納めている。8オンスのガラス瓶のみでしか販売されていなかったが、12オンスのペットボトル(日本の500mlペットボトルに相当)でも販売を開始している。どちらの商品も、インペリアル・ケーン・シュガーのラベルが貼られており、他の商品と一目で区別がつく。
[編集] 販促活動
1950年ごろまで、Dr. Pepperのようにピリオドがつけられていたが、商品名をわかりやすくするためにピリオドは消され、さらにロゴを斜めのデザインに変更している。ピリオドがあると"Dr."ではなく、"Di:"に見えてしまうというのが変更の理由の1つであった。他にも薬であるとの誤認を防ぐという理由もあった。
映画『ショートサーキット』の中では、何度もドクターペッパーが登場し、広告が行われている。またいくつかのセリフの中で、直接商品に言及している。また、映画『タイムトラベラー/きのうから来た恋人』の中では、ホットドクターペッパー[2]が主人公とその父親の好物として、映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』においても、主人公のフォレストの好物として登場している。
[編集] アメリカ国外
[編集] オーストラリア
1997年にオーストラリアにドクターペッパーの販売が開始された。テレビCMや安価な小型缶で市場の獲得を狙ったが、獲得に向けての努力は続けられず、消費者の間で受け入れられなかった。2003年の末まで1.25リットルのペットボトルで販売されていたが、現在では販売は終了している。
[編集] 日本
日本では、1973年からドクターペッパーが販売されているが、広く一般的に飲まれている飲み物ではない。その理由は、日本において生産を行っているのが、コカ・コーラ社の東京コカ・コーラボトリング・三国コカ・コーラボトリング・コカ・コーラセントラルジャパンの旧富士コカ・コーラボトリングエリア・利根コカ・コーラボトリング・沖縄コカ・コーラボトリングの5つのボトラーのみなので、事実上、関東と新潟・静岡・沖縄の一部地域でしか販売されていないことによる(ちなみに、関西では一部のディスカウントショップやスーパーで輸入販売されるのみ)。関東ローカル#関東ローカルの商品参照
特に東京都内では、多くの自販機で販売されており入手しやすい状況となっており、最近はその範囲が拡大される傾向にある。また、その味の好き嫌いもハッキリと分かれ、好きな人の中には熱狂的なファンとなる者も多く、「人類が至った最高の飲料」との評価まで飛び出す程であるが、苦手な人からは「まずい」「摩訶不思議な味がする」といったネガティブな評価が聞かれることも多い。2005年よりファミリーマートでの全国販売が開始されたため、今後は様々な地方で認知されていく可能性が高い。
米軍基地のイベントではアメリカ版を飲むことが出来る、と言われているが、原材料が何を使っているか判明していない以上、味にどのような違いがあるかは個人差があり、空想の域を出ない都市伝説である。
[編集] 他の商品
2004年10月25日にチェリー・ヴァニラ・ドクターペッパーが、アメリカ南部や中西部で先行販売されており、2005年からアメリカ全土で販売される予定である。また、ダイエット・チェリー・ヴァニラ・ドクターペッパーという0カロリーのダイエット味もある。
2006年には、ドクターペッパー・ベリーズ&クリーム(ダイエットもあり)が米国において販売開始された。カフェインを取り除いたカフェインフリー・ドクターペッパーも存在する。また、日本においても1990年前後に低カロリーのドクターペッパー・ライトが販売されていた。
[編集] 関連項目
- チェリーコーク - 日本ではコカ・コーラ社が販売
- サスケ (清涼飲料) - 味で比較されることが多い
[編集] 外部リンク

