トッカータとフーガニ短調

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</div> この項では、BWV565のトッカータとフーガ ニ短調について述べています。

トッカータとフーガ ニ短調 (BWV565) はヨハン・ゼバスティアン・バッハが作曲したオルガン音楽。ピアノで演奏されることも多く、レオポルド・ストコフスキー編曲の管弦楽版もある(ストコフスキーが指揮した映画「ファンタジア」でも演奏されている)。難易度は比較的高め(バッハのオルガン作品の中では平易)。演奏時間は8~12分程度。トッカータ部は強烈な旋律で始まり、3分もかからない。フーガは、4声体で書かれてはいるものの対旋律の性格が弱く、他のJ.Sバッハフーガと比べると、非常にシンプルな構成になっている。

目次

[編集] 風格

トッカータ部は全体的にスピーディで、を思わせるパワーとスピード感をもつ。

フーガの「風格」は、J.S.バッハの他作品にみられる「重なり合い、絡み合い、連なり粘る」ような濃厚なものではなく「強弱をつけながら、風と風が連なり出会う」といったシンプルなもの。もちろん、かなりパワフルで重々しい趣も強い。

[編集] 「他者の作品説」について

J.Sバッハの最も初期の作品と言われているが、他のJ.Sバッハのフーガとは異なった趣をもつ。曲の規模の割に、あっさりしているため、他者の作ではないか?といった向きも少なからず存在する。

しかし、フーガの応答が必ずしもシステマティックではないこと、初期のバッハも生硬なフーガの創作から始まっていたことなどから、「他者のイディオム」を流用こそしたもののバッハの真作に違いないという意見も根強い。

バッハの作ではないとする根拠は、この曲のもっとも古い筆写譜が18世紀後半のものであること(バッハの自筆譜は現存しない)、フーガの書法が異例であること(特に主題が単独で提示されるオルガンフーガ、および短調の変終止で終わるオルガンフーガはバッハの全生涯を通じて他に例がない)、いささか表面的な減7の和音の効果や技巧の誇示が認められること、など。ロルフ・ディートリッヒ・クラウスRolf Dietrich Clausは、この曲の作者をチューリンゲン地方のオルガニスト、ペーター・ケルナー Peter Kellner(1705-72)としている。なお、フーガ主題の前半はブクステフーデのオルガン作品《前奏曲とフーガ ニ短調BuxWV140》に見られる。

また、バッハの作か否かは別として、この曲がもともとはヴァイオリン用で、後にオルガン用に編曲されたという説もあり、ヴァイオリンソロ用アレンジ(意図としてはむしろ原曲の復元ということになる)による録音もリリースされている。

参考リンク:

[編集] この曲が使われるもの

ポップス

テレビドラマ

劇中でドラマチックな場面に良く使用された。これのヒットによって以後の日本TV界において、トッカータとフーガニ短調がポピュラーなBGMとしての地位を得た。また多くの日本人のcommon senseとなった。

NHK銀河テレビ小説のひとつ。テーマ曲がこの曲だった。

テレビコマーシャル

[編集] 関連項目

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