シンシナティ・レッズ
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シンシナティ・レッズ(Cincinnati Reds)はオハイオ州シンシナティに本拠を置くアメリカメジャーリーグのチーム。ナショナルリーグ中地区に所属。
チームの黄金期は1970年代。名将スパーキー・アンダーソンの下、ジョニー・ベンチ、ジョー・モーガン、ピート・ローズらが活躍、"Big Red Machine"のニックネームで全米に旋風を巻き起こした。1978年には日米野球で来日している。
| チーム名 | シンシナティ・レッズ |
|---|---|
| 加盟団体 | ナショナルリーグ中地区 |
| 創設年度 | 1869年 |
| チーム名の遍歴 | シンシナティ・レッドストッキングス(1869年)、シンシナティ・レッズ(1882年~) |
| 本拠地 | グレートアメリカンボールパーク |
| 収容人員 | 42,059人 |
| オーナー | ロバート・カステリーニ |
| 親会社 | 不明 |
| 監督 | ジェリー・ナロン |
目次 |
[編集] 来歴
1876年のナショナル・リーグ創設に参加した中でも最古のチームとされた。しかし1901年の2リーグ制以後は苦戦し、20世紀初のリーグ優勝は1919年となった。ワールドシリーズではシカゴ・ホワイトソックスと対戦。戦前は不利の予想であったが、5勝3敗(当時は9回戦制)でレッズが初のワールドチャンピオンに輝いた。しかし、翌年になってホワイトソックスの選手が八百長に加担していたことが発覚し、ジョー・ジャクソンら8選手が永久追放になる事件に発展した(ブラックソックス事件)。従って、このシリーズはレッズが勝ったワールドシリーズというよりも、ブラックソックス事件が起こったワールドシリーズとして記憶に残ることとなる。
第二次世界大戦が始まった1939年に2度目のリーグ優勝を果たし、翌1940年には2度目のワールドシリーズ制覇を達成。
そして、レッズが最も輝いたのは1970年代中盤の「ビッグレッドマシーン」である。スパーキー・アンダーソン監督のもと、ピート・ローズ、ジョー・モーガン、ジョニー・ベンチ、トニー・ペレスといった後に殿堂入りする選手、さらにジョージ・フォスター、シーザー・ジェロニモといったスター選手を揃えて、1975年、1976年に2年連続ワールドチャンピオンに輝いた。1977年6月15日(トレード期限)には、トム・シーバーがメッツから移籍。陣容に厚みを加えたが優勝には手が届かず、アンダーソン監督は1978年オフに日米野球から帰国直後に電撃解任され、やがてローズはフィリーズへFA移籍した他、主力選手も衰え、または移籍してチームはしばらく低迷を続けた。
1984年途中にはローズが監督兼任でチームに復帰。1985年9月11日には大リーグ史上最多安打とされていた4292本目のヒットを放ち、大きな話題を作るが、85年から2年連続2位に終わり、地区優勝には手が届かなかった。 1987年より監督専任となったローズは1988年途中に監督を解任されたが、野球賭博に自チームの結果を賭けたことで1989年8月31日に永久追放処分を受け、チームもダメージを受けたが、その年オフに就任したルー・ピネラ監督のもと、1990年にはノーム・チャールトン、ロブ・ディブル、ランディ・マイヤーズの三人の速球派救援投手からなるナスティ・ボーイズ(Nasty Boys)の活躍もあって、久々の地区優勝を果たし、プレイオフでもピッツバーグ・パイレーツを破りリーグ優勝を果たす。ワールドシリーズでは当時最強軍団と謳われたオークランド・アスレチックスと対戦したが、4連勝で15年ぶりのワールドチャンピオンに輝いた。
その後、1994年、95年に地区優勝を果たすも、94年はストライキでシーズンが途中で打ち切られたためプレイオフも行われず、95年もリーグ優勝には手が届かなかった。
[編集] トラディッショナル・オープナー
かつては大リーグ最古の球団であるレッズに敬意を表して、レッズはすべてのチームに先駆けて、必ず本拠地で開幕戦を行った。基本的には前年のナショナルリーグ優勝チーム(レッズが優勝した翌年は任意に選択)と対戦し、同じ日に開幕する場合でも他の試合はすべてレッズの試合よりも遅く開始するのが習わしとなっていた。これを「トラディッショナル・オープナー(Traditional Opener)」と呼んだ。
しかし、1986年にデトロイト・タイガースが「日程上の理由」というシンプルな理由でこの慣行を初めて破り、レッズの試合よりも早くボストン・レッドソックスとの開幕戦を行った。シンシナティの市議会は「デトロイトからの航空機の乗り入れを禁止する」という決議(ただし効力はなかった)まで行い、抗議の意を表した。なお、このデトロイトでの試合ではタイガースの開幕投手ジャック・モリスが投じた初球を、レッドソックスの一番打者ドワイト・エバンスが本塁打を放ち、大リーグ史上初の「開幕戦初球本塁打」が記録されることとなった。
[編集] 主な選手
[編集] 殿堂入り選手
- スパーキー・アンダーソン () - 監督として在籍
- ジェイク・ベックリー (Jake Beckley)
- ジョニー・ベンチ (Johnny Bench)
- ジム・ボトムリー (Jim Bottomley)
- モーデカイ・ブラウン (Mordecai Brown)
- チャールズ・コミスキー (Charles Comiskey)
- サム・クロフォード (Sam Crawford)
- キャンディ・カミングス (Candy Cummings)
- キキ・カイラー (Kiki Cuyler)
- レオ・ドローチャー (Leo Durocher)
- バック・ユーイング (Buck Ewing)
- クラーク・グリフィス ()
- チック・ヘイフィー ()
- ジェシー・へインズ ()
- ハリー・ハイルマン (Harry Heilmann)
- ミラー・ハギンズ ()
- ジョー・ケリー (Joe Kelley)
- ジョージ・ケリー ()
- キング・ケリー (King Kelly)
- アーニー・ロンバルディ ()
- ルーブ・マーカード ()
- クリスティ・マシューソン (Christy Mathewson)
- ビル・マケシュニー ()
- ビッド・マクフィー (Bid McPhee)
- ジョー・モーガン ()
- トニー・ペレス ()
- チャールズ・ラドボーン (Charles Radbourn)
- エッパ・リクシー ()
- フランク・ロビンソン (Frank Robinson)
- エド・ローシュ (Edd Roush)
- エイモス・ルーシー ()
- トム・シーバー (Tom Seaver)
- アル・シモンズ (Al Simmons)
- ジョー・ティンカー (Joe Tinker)
- ダジー・ヴァンス (Dazzy Vance)
- ロイド・ウェイナー (Lloyd Waner)
[編集] 現役選手
- ブロンソン・アローヨ (Bronson Arroyo)
- マット・ベライル (Matt Belisle)
- ビル・ブレイ (Bill Bray)
- ジャレッド・バートン (Jared Burton)
- トッド・コフィー (Todd Coffey)
- レアール・コーミエ (Rheal Cormier)
- ジョン・カウントランガス (Jon Countlangus)
- フィル・デュマトレイト (Phil Dumatrait)
- アーロン・ハラン (Aaron Harang)
- ボビー・リビングストン (Bobby Livingston)
- カイル・ローシー (Kyle Lohse)
- ゲーリー・マジュースキー (Gary Majewski)
- カルビン・メドロック (Calvin Medlock)
- エリック・ミルトン (Eric Milton)
- エリザード・ラミレス (Elizardo Ramirez)
- カーク・サールース (Kirk Saarloos)
- ブラッド・サーモン (Brad Salmon)
- ブライアン・シャックルフォード (Brian Shackelford)
- マイク・スタントン (Mike Stanton)
- デービッド・ウェザーズ (David Weathers)
- チャド・モーラー (Chad Moeller)
- デービッド・ロス (David Ross)
- ハビアー・バレンティン (Javier Valentin)
- ホワン・カストロ (Juan Castro)
- ジェフ・コーナイン (Jeff Conine)
- エドウィン・エンカーナシオン (Edwin Encarnacion)
- ジェリー・ギル (Jerry Gil)
- アレックス・ゴンザレス (Alex Gonzalez)
- スコット・ハッテバーグ (Scott Hatteberg)
- ジェフ・ケッピンガー (Jeff Keppinger)
- ブランドン・フィリップス (Brandon Phillips)
- ジョーイ・ボット (Joey Votto)
- バッバ・クロスビー (Bubba Crosby)
- クリス・デノーフィア (Chris Denorfia)
- クリス・ディッカーソン (Chris Dickerson)
- アダム・ダン (Adam Dunn)
- ライアン・フリール (Ryan Freel)
- ケン・グリフィー・ジュニア (Ken Griffey Jr.)
- ジョシュ・ハミルトン (Josh Hamilton)
- ノリス・ホッパー (Norris Hopper)
[編集] 永久欠番
- 1 フレッド・ハッチソン ()
- 5 ジョニー・ベンチ (Johnny Bench)
- 8 ジョー・モーガン ()
- 10 スパーキー・アンダーソン ()
- 13 デーブ・コンセプシオン ()
- 18 テッド・クルズースキー ()
- 20 フランク・ロビンソン (Frank Robinson)
- 24 トニー・ペレス ()
- 42 ジャッキー・ロビンソン (Jackie Robinson) - 全球団共通の永久欠番。
[編集] 傘下マイナーチーム
- ルイビル・バッツ(AAA、インターナショナルリーグ)
- チャタヌーガ・ルックアウツ(AA、サザンリーグ)
- サラソタ・レッズ(A、フロリダ・ステート・リーグ)
- デイトン・ドラゴンズ(A、ミッドウェスト・リーグ)
- ビリングス・マスタング(A、パイオニア・リーグ)
- ガルフ・コースト・レッズ(Rookie、ガルフ・コースト・リーグ)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
| メジャーリーグベースボール(Major League Baseball) | ||
| アメリカンリーグ(American League) | ナショナルリーグ(National League) | |
|---|---|---|
| ボルチモア・オリオールズ | ボストン・レッドソックス |ニューヨーク・ヤンキース | タンパベイ・デビルレイズ | トロント・ブルージェイズ | アトランタ・ブレーブス | フロリダ・マーリンズ | ニューヨーク・メッツ | フィラデルフィア・フィリーズ | ワシントン・ナショナルズ | |
| シカゴ・ホワイトソックス | クリーブランド・インディアンス | デトロイト・タイガース | カンザスシティ・ロイヤルズ | ミネソタ・ツインズ | シカゴ・カブス | シンシナティ・レッズ | ヒューストン・アストロズ | ミルウォーキー・ブルワーズ | ピッツバーグ・パイレーツ | セントルイス・カージナルス | |
| ロサンゼルス・エンゼルス | オークランド・アスレチックス | シアトル・マリナーズ | テキサス・レンジャーズ | アリゾナ・ダイヤモンドバックス | コロラド・ロッキーズ | ロサンゼルス・ドジャース | サンディエゴ・パドレス | サンフランシスコ・ジャイアンツ | |
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