シタン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| シタン | ||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 分類 | ||||||||||||||
| ||||||||||||||
| 学名 | ||||||||||||||
| Dalbergia cochinchinensis | ||||||||||||||
| Dalbergia oliveri |
シタン(紫檀)とは、マメ科の常緑広葉樹の総称。本紫檀・手違い紫檀(チンチャン)・ローズウッド・パーロッサなどがシタンとして使用される。タイ・ラオス・ベトナムなどで産出。三大唐木の一つ。古くから工芸材料として利用されてきたにも係わらず、その正体は実ははっきりしない。現在ではマメ科の学術名ダルべリギア・コーチンチネンシス(Dalbergia cochinchinensis)が本紫檀とされ、タイではパユン、ラオスではカムフン、ベトナムではトラックと呼ばれる。手違い紫檀は同じくその正体については諸説があるが、現在はマメ科の学術名ダルべリギア・オリヴェリ(Dalbergia oliveri)であり、タイではチンチャン、ミャンマーではマタラン、ラオスではカンピと呼ばれる。正倉院御物の唐木細工のなかではもっとも多く見られる。
[編集] 材の特徴
材は重硬で緻密。気乾比重、0.82-1.09。「“紫”檀」というが赤みを帯びた木肌で、赤褐色~黒色の縞模様があり、色調はかなり変化に富んでいる。木理は交錯し、肌目もやや粗~粗。重硬なため、乾燥・加工性にやや難があるが、美しい仕上がりが得られる。虫や菌に侵されにくく、耐朽性は極めて優れる。
[編集] 用途
家具、仏壇、床柱、床框、装飾、楽器。特にエレキギターの指板材としては最もポピュラーである。
[編集] 関連項目
- コクタン…シタンと共に、唐木三大銘木と呼ばれる。
- タガヤサン…シタンと共に、唐木三大銘木と呼ばれる。
- カリン…シタンに分類された時期もある。中国では現在でもシタンの分類。シタンの代用材として用いられる。
カテゴリ: 木 | マメ科 | 植物関連のスタブ項目

