ツルレイシ

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ゴーヤー から転送)
ツルレイシ
ツルレイシ
分類
界: 植物界 Plantae
門: 被子植物門 Magnoliophyta
綱: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
目: ウリ目 Cucurbitales
科: ウリ科 Cucurbitaceae
属: ツルレイシ属 Momordica
種: ツルレイシ charantia
学名
Momordica charantia
和名
ツルレイシ、ニガウリ、ゴーヤー
英名
Bitter melon

ツルレイシ蔓茘枝)は、未熟な果実野菜として利用するウリ科植物

果肉が苦いため「ニガウリ」、沖縄県では「ゴーヤー(県外の人はしばしば「ゴーヤ」と発音するが、正しくは語尾が伸びる)」、熊本県をはじめとする九州では「ニガゴリ」、鹿児島県の一部では「ニガゴイ」、中国語では「苦瓜」などと呼ばれ、日常的に食用にするだけでなく、焙煎してお茶として飲用することもある。

目次

[編集] 概要

果実は細長い紡錘形で、果肉を構成する果皮は無数の細かいイボに覆われており、未成熟な状態では緑、熟すと黄変軟化し裂開する。さらに完熟した種子の表面を覆う仮種皮は赤いゼリー状となり甘味を呈する。元来野生状態ではこの黄色い果皮と赤くて甘い仮種皮によって果実食のを誘引して種子散布を行っていたものと考えられる。和名の「ツルレイシ」はイボに覆われた果実の外観と完熟すると仮種皮が甘くなることをレイシ(ライチー)に例え、蔓性の植物体に実るレイシの意。

独特な苦味があるので、好き嫌いが分かれる野菜として知られ、種子に共役リノレン酸を含むことが知られている。主に未成熟な果皮を食用とし、ビタミンC等の水溶性ビタミンを多く含む事や、健胃効果もある苦味(苦味成分として、モモルデシン(momordicin)を含む)のため、近年では夏バテに効く健康野菜・ダイエット食品としての認知度が上がり、日本全国のあちこちで栽培されるようになった。

[編集] 原産と栽培

原産地はインド。日本では南西諸島と南九州で多く栽培されていたが、今日では更に広い地域で食用栽培が盛んである。

[編集] 栽培方法

本州全域でも、梅雨以降の夏場で、日照が強くて気温が高く、雨も豊富な時期であれば、露地でキュウリ等の在来作物同様に種を蒔いて栽培する事が出来る。 栽培に際しては棒や網などを立て掛けて巻きつけるようにして栽培する。本州での栽培も数年前から定着しているため、首都圏ではスーパーマーケットの野菜売り場等でも購入が可能である。

なお、緑色の実は種も未成熟なので、家庭で栽培する場合には、丸々一本を採種用に黄色くなるまで放置するか、園芸店などで種を購入した方が良い。

比較的病害虫に強く、日照と気温と十分な水さえあれば、肥料や農薬はほとんど使わなくても収穫が得られ、家庭菜園の作物にも適している。

完熟した実(左)と食べ頃の実

[編集] 調理

生のゴーヤー(前)とゴーヤーチャンプルー(後)

未成熟な実の部分を縦に切って、種と綿の部分を(スプーンで穿るなどして)捨て、薄切りにして水に適度に晒し、水を切った豆腐や鰹節や卵(好みで豚肉も)を加えて少々の油で炒めた、沖縄料理でサッパリ風味の豆腐と野菜炒めであるゴーヤーチャンプルーは、健康野菜としての認知度が上がるにつれ、テレビ等で調理法が紹介され、昨今では「ゴーヤーチャンプルーの素」などのレトルト調味料も登場している。

良く洗って単純に種と綿を除いてミキサーに掛け、風味を整えるために蜂蜜などを加えて青汁のように飲んだり、細かく切って干し、煎じて飲む場合もあるが、こちらは栄養補助食品のイメージが強く、補助的なメニューと云える。 なお、干した物を切干大根の様に戻して煮物に使う事も出来る。

九州ではおひたし和え物でよく食べられる。鶏肉とキャベツと炒めたり、天ぷらや(揚げて)チップスにしても美味しい。

実を細かく砕いて焙じたものは、ゴーヤー茶として沖縄県で販売されている。味はのほうじ茶に似て苦味は無い。

[編集] ツルレイシ属

同属には羅漢果Momordica grosvenori がある。

[編集] 関連項目

  • ちゅらさん(番組内でゴーヤーをモチーフにしたキャラクター「ゴーヤーマン」が登場する)

[編集] 外部リンク

  • にがうり倶楽部(にがうりの栽培方法やレシピなど情報がたくさん載っているサイト)

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