ゴルフ場
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ゴルフ場(ごるふじょう)とは、スポーツの一種であるゴルフをプレーするために設計された施設の総称である。全部で18のホール(Hole、“穴”の意)から構成され、各ホールには規定の打数(パー、Par)が定められている。ボールを打ち出す場所(ティーグラウンド、Tee Ground)からカップまでの距離が、1ホールの距離である。18ホールすべてを合計して「全長xxヤード」(ゴルフでは通例として、アメリカの度量衡「ヤード」を使用する)という。18ホールの規定打数を合計して「パーxx」と言い、パー72を採用するコースが最も多い。各ホールの長さや、コースの全長は用途によって多様である。
ゴルフ場は大きく分けて、レジャー用途のために易しく設定されたものと、競技用途のために難しく設定したものの、2種類に分類される。
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[編集] コースの設計
ゴルフ場の特性を出すには、とりわけゴルファーたちが苦手意識を持つ「バンカー」や池を、コースのどの位置に設定するか、グリーンの大きさ、フェアウェーの幅の広さ、ラフ(フェアウェーを外した場所)の芝の深さをどのくらいにするか、など様々な要素が関係している。カップが置かれるグリーンひとつを取ってみても、傾斜がひとつひとつ異なっている。その時々の風の向きや強さも違うため、ゴルフ場のコース・コンディションに1つとして同じものはない。
[編集] ゴルフ場の地域的な特徴
山岳地帯をそのまま開発するため、ゴルフ場は地域的な違いも大きい。日本のコースに慣れたプロ選手たちが、海外遠征で最も苦労するのは「現地のゴルフ場の特性に慣れる」ことだと言えよう。アメリカのコースと、ヨーロッパのコースにも地域的な特徴の違いがあらわれる。たとえばグリーン上でパットを打つ時に、グリーンの速さを計算しなければならない。日本の遅いグリーンに慣れていると、アメリカの速いグリーンに順応するのに努力を要する。フェアウェーを外したときのラフの深さも、日本やヨーロッパのラフは比較的浅いが、アメリカのコースのラフは非常に深い。
[編集] バブル景気とゴルフ場
ゴルフ場は会社の接待に多く利用され、バブル景気時代に建設ラッシュが起きた。1988年に施行されたリゾート法(総合保養地域整備法)もそれに後押しする形となった。当初から自然破壊に繋がるとの市民団体の抗議もあったが、1990年代には日本のゴルフ場の総数は2000以上まで膨れあがった。また、ゴルフ会員権の相場はゴルフ場経営者に対する預託金よりも上がり、フィールドに入る権利としてよりも投資対象・また保持者の地位としての会員権売買が盛んとなった。 しかし、その後のバブル景気の崩壊以降ゴルフ場利用者は激減し、会員権の相場も急激に落ちた。返済すべき預託金も支払うことが困難となったゴルフ場も現れ、外資企業に買収されるゴルフ場も少なくなかった。
[編集] 健康被害
- バブル期以降のゴルフ場において、コースの整備にかかる人件費を抑制するため、主に雑草を予防する目的での農薬が大量に散布された。なかには農薬散布の結果、コース上の芝まで枯れてしまい、枯れた芝に塗料を塗って繕うような悪質なゴルフ場も存在した。このことにより主に毎週コースを利用するヘビーユーザーの間で、残留農薬などによる「ゴルフ場症候群」と呼ばれる後のシックハウス症候群に似た健康被害を及ぼした。近年では雑誌などで症例が取り上げられたことにより、農薬散布の量を控えて健康や自然環境に配慮するゴルフ場が大半となっている。
[編集] 関連項目
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