ゴルゴ13
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『ゴルゴ13』(ごるごサーティーン)は、世界を舞台に暗躍する超一流スナイパー、ゴルゴ13ことデューク東郷の姿を描いたさいとう・たかをの劇画アクション作品、及び架空の人物であるその主人公の呼び名。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] 内容
超一流のスナイパー(狙撃手)「ゴルゴ13」の活躍を描く。
- 主人公について
超一流のスナイパー(狙撃手)「ゴルゴ13」。自称「デューク東郷」以外、本名、年齢、国籍、素性など一切不明(彼の過去を探る「ルーツ編」も数編書かれているが、全て実情は謎のまま完結している)。血液型はA型(「7号コテージ事件」から)。超人的な肉体と頭脳、精神力とを兼ね備え、その狙撃成功率は99.6%以上(第三者の妨害、銃の故障、急病などの偶発的な障害による不調を除けば成功率100%)。いかなる権力や思想にも縛られず、依頼人が「真実」に基づいて「多額の報酬」(通常は多額の金銭、場合によっては依頼人が経済的理由で小額の金銭や価値の低い物品しか用意できない場合であっても、依頼人の真摯な精神的訴求が伴っていれば多額の報酬とみなす)を提供することを条件に狙撃依頼を請け負う。ただし、依頼内容に虚偽や明確な契約違反があった場合には、依頼人に対して容赦の無い制裁を行う。
- 登場人物
物語の性質上、ゴルゴ13以外にレギュラーや準レギュラーといったキャラクターは、ヒューム英情報部長や武器職人のデイヴ・マッカートニーのようなごく少数の例外をのぞいて存在しない。しかしそれぞれの物語に登場するゲストキャラクター達もそれぞれに個性的に描かれている。キッシンジャー博士やエドワード・ケネディ米上院議員、モシェ・ダヤン、カダフィ大佐のように、実在の人物や、もしくはそれを連想させる登場人物も時に登場している(コリン・パウエル元国務長官のように一人の実在の人物が複数の登場人物のモデルとなった場合もある)。実在の組織(モサド、KGB、CIA、FBIなど)も多数登場し、ゴルゴ13の活動に説得力を出している。 また「クリスマス・24アワーズ」では同作者の作品『ホテル探偵DOLL』の主人公ドールがゲストとして登場した。内容的にはドールが別作品の人物であるとの知識がなくとも話の筋を理解するうえで問題がないように描かれている。
- 舞台
社会の裏側、あるいは裏と表の境界線上がゴルゴ13の活躍の舞台である。ストーリーのテーマは、脚本家が多数に及ぶこともあって、非常に多岐にわたる。諜報戦に代表される国家間の暗闘、戦争・紛争、ゲリラ活動、テロリズム、麻薬組織など犯罪組織、企業活動、芸術・スポーツなど文化活動、歴史問題・地理問題、最新テクノロジー、ミステリー、自然災害、果ては超常現象など荒唐無稽な事柄も題材となっている。
- 特筆すること
ごく稀に、主人公であるゴルゴ13が全く登場しないエピソード(「デバッグ」)があったり、ゴルゴが狙撃も(人以外のものも含む)殺害もしない作品(「7号コテージ事件」など)もある。もっとも、それが逆にゴルゴのスナイパーとしての名前の大きさを表すエピソードになっている
[編集] 連載誌
1968年(昭和43年)11月(1969年1月号)から小学館「ビッグコミック」誌で連載が開始され、2007年現在も連載中である。(ただし単行本、文庫本はリイド社から発行している。)
ビッグコミック2~3回でひとつの話が完結することが多く、それぞれの回は前編、中編、後編と表記される。しかし、単行本では、ひとつの話となるように再構成されている。
リイド社より発行の単行本は143巻、文庫本は103巻(2007年5月現在)になっている(収録内容も2007年1月現在リイド社のHPで説明している)。
[編集] 受賞
[編集] 歴史
大人向けの劇画作品を発表する場を求めていたさいとう・たかをは、ビッグコミックの創刊に参加。その作品が『ゴルゴ13』であった。
ビッグコミックでの連載開始当初、さいとうは『ゴルゴ13』を10話で終了させる予定であったという。殺し屋を主人公にしても、その殺しの手段を使い切ればネタ切れになってしまうだろうと考えていたらしい。実際に最終話のコマ割りは最後のシーンまで頭の中で出来上がっているという(最終回の原稿を金庫の中にしまってあるという噂もあるが、これは伝説であり、『ゴルゴ学』によれば実際にはまだ執筆はされていないという)。 「最終話は20代の頃に考えたため、当時考えたコマ割まで全て鮮明に覚えている。最終話の内容は自分以外にキャップ(古くからのアシスタント)2人にしか教えていない。」「最終回は使えない。この作品は僕の手から離れてみんなのものになっているので、勝手に終わらせられない。僕が死んだ後でも終わらなかったりして。」とNHKラジオ「わが人生に乾杯」で語っている。
やがて、上に述べられたような、それまでの漫画・劇画の主人公としてはあまりに異質なキャラクターが登場する物語が評判を呼ぶ。特に「依頼者との約束は必ず守る」という信条と、そのための超一流の技量とを身に備えた男の中の男(として確立していった)ゴルゴ13の人気は高い。世界情勢や時事問題を巧みに取り込むことによって、冷戦終結で彼が活躍の場を失うのではないかといわれた危惧をも乗り越え、同誌上において30年超の間ただの一度も連載を休まないという快挙を成し遂げている。
その後、2度実写化されている(後述)。
現在でも体裁は連載の始まった1970年代劇画のスタイルを踏襲しており、1ページ目のキャッチフレーズ「超A級狙撃手(スナイパー)のスーパー・アクション!」や、サブタイトルのタイポグラフィ、或いはあくまで数話読み切りのマンガでその集合体として「ゴルゴ13シリーズ」と呼んでいる(したがって各エピソード間の整合性はあったり無かったりする)事など、連載当初からの体裁を固守している。
[編集] ゴルゴ13のモデル
作者のさいとう・たかをによれば、連載当初のゴルゴ13の容姿のモデルは映画版にも主演した高倉健である。もっとも、現代のゴルゴはマシーン化の一途をたどっており、「高倉がモデル」という説明は過去のものとなっている。 「東郷」という名前は中学時代の恩師である東郷先生から。(NHKラジオ「わが人生に乾杯」より)東郷平八郎とは関係ない。
[編集] 他の作品への影響
ゴルゴ13は日本において最も広く知られた漫画(劇画)キャラクターの一人であり、狙撃手の代名詞と言っても過言ではない。その特徴的な風貌もあって、数多くの漫画の中で彼のパロディキャラが登場している。芸人のゴルゴ松本を例に挙げるまでもなく、お笑い番組でもしばしばパロディ化される。またCMにも多数出演し、ゴルゴの強さの裏には数々な商品が関係していることが明らかになっている(例:「白い肉体」)。
[編集] パロディ
- すすめ!!パイレーツ(江口寿史)
- 江口寿史の爆発ディナーショー「デュークの日々」(江口寿史)
- 自分で自分の頭を散髪しようとして滅茶苦茶な髪形になってしまったゴルゴ13が、やむを得ず床屋へ行き後ろに立たずに散髪してくれと無茶な注文をする短編。
- こちら葛飾区亀有公園前派出所
- 初期のエピソードにおいて、後流悟十三(ごるごじゅうぞう)なるキャラクターが登場。後に2度登場している。
- のちにボルボ・西郷なるキャラクターも登場しこちらは準レギュラー化。両名が対決(?)するエピソードまである。
- また、上の二人に加えて、初期のキャラクターである冬本、星逃田(ほしとうでん)という人物らは、背後に立たれたり、唐突に物音を立てられるとその方向に銃を構え、時には発射してしまうというゴルゴ13に似た癖を持っている。
- 主人公の両津も、「頭の悪いゴルゴ13」と称されたことがある。また、両津がフィギュア王の家を訪ねるエピソードで、フィギュア王はゴルゴ13のエピソードの一つ「ラオスのけし」に登場したバーテンのフィギュアを所有していた。
- M-16で武装し、目の部分がゴルゴになっている恐竜「ゴルゴサウルス(この名前の恐竜そのものは実在した)」、「ゴルフ13」や「ゴルゴ31」などといったパロディ漫画も時折見られ、コマの片隅にさりげなくゴルゴ13本人が登場していた事もある。
- なおこち亀が1996年に連載1,000回を迎えた時、特別企画で出版社の枠を超えてゴルゴと両津の対談企画があった。また2006年9月発売の「超こち亀」にもゴルゴが登場した。
- ブラック・ジャック
- パタリロ!(魔夜峰央)
- 『パタリロ!』ではゴルゴのような目つきの猫が登場したことがある(パタリロに言わせればゴルゴは「金がかかる」から要らないらしい。)
- また、諜報戦など、舞台がゴルゴに近いことも多いため時折、イギリス情報部のエージェント「バンコラン」に対抗できる人物の候補として「必殺の狙撃者G」として、目だけ描かれて登場。他作品にもゴルゴモデルのキャラがたびたび登場している。
- エロイカより愛をこめて(青池保子)
- 『エロイカ』では列車の中の少佐を狙って、ずらりと並んだKGBの狙撃手が全員そろってゴルゴ顔、というエピソードが有った。
- マイアミ☆ガンズ
- ヒロインを狙う何人もの刺客の中に、ゴルゴそっくりの「ゴルゴ13兄弟」が登場した。
- ゴリラーマン
- 授業中のコマに登場することが多く、初期の話によく出ている。大抵は一話に一コマのみ(過去に例外あり)。主人公ゴリラーマンの前の学校でのあだ名は、その風貌から「ゴルゴ池戸」。
- クレヨンしんちゃん
- 作品に登場するスナイパーや暗殺者などはゴルゴそっくりの顔をしている者が多い。
- GANTZ
- 東郷十三(とうごうじゅうぞう)という自衛隊員が登場。狙撃を得意とする。
- お~い!竜馬
- 私はゴルゴ
- 芳井一味の4コマ漫画作品に、ゴルゴを3頭身にしたような容貌のドジなスナイパー「ゴルゴ茶店(さてん)」が登場するものがある。しばしば上記のサブタイトルが(稀には一度に掲載された全体のタイトルとしても)使われた。
- 極道一直線
- 三上龍哉の漫画。ゴルゴにアイパッチを着けたような風貌の「ジーク西郷」が登場。鬼島組長暗殺のため、度々登場する。
- 県立御陀仏高校
- 猫十字社の少女漫画。ゴルゴ13そのままの顔と体格で、髪をみつあみにした女の子、「ゴル子さん」。
- 吉里吉里人
- 井上ひさしの長編ユーモア小説。作中にベルゴセブンティーンという子連れの女暗殺者が登場する。
- ろぼっとポリスゴヨーダくん
- 玉井たけしの少年漫画。スナイパーロボット「ゴルゴルゴ13号」が登場。1km先のアリでも仕留めると豪語。
- ザ・ウルトラマン
- ゴノレゴシリーズ
- アマチュアによるMacromedia Flash作品集。一撃必殺のスナイパー・ゴノレゴの、2ちゃんねらーとしての日々を描く。作品中で聞かれる人の声は、Mac OS上で動作するテキスト読み上げプログラムで作成された。
- 現在、名古屋大学映画研究会によりゴノレゴシリーズのゴノレゴの逆襲が実写化され、YouTubeにて公開されている。
- 土井社会党内閣成立す
- ねこのゴルゴ
- 空飛光一による、学習研究社の少年チャレンジに連載された作品。ゴルゴ顔の猫のシュールなギャグ漫画。
- 吉宗
- 麻雀物語2
- パチスロ機『麻雀物語2』において温泉モード中の射的演出時、スコープが現れて的を打ち落とし、主人公アキラの顔つきがゴルゴ風になるボーナス放出が確定のプレミア演出が存在。
- 古文単語 ゴロ513(ゴロゴサーティーン)
- いとしのゴルゴ
- V8キッドもとはしまさひで
- コミックボンボンで1990年代初期に掲載された漫画。主人公達の敵役としてゴルゴ風の人相だが背が小さいキャラが登場する。
- 遊☆戯☆王
- 遊闘28-29に、海馬瀬人に雇われた本名・国籍不明の現役の殺し屋が登場する。外見は角刈り、濃い眉毛・もみあげ、切れ長の目と、ゴルゴに似ている。傭兵とともにレーザー銃による銃撃戦で、武藤遊戯たちを相手に闘うが敗れる。
- 遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX
- 主人公の通う学園主催のデュエル大会「ジェネックス」に参戦したプロデュエリストの中に容姿がゴルゴそっくりのキャラクターが登場。それなりの戦績をあげていたようだが万条目にあっさりと負けてしまった。エンディングで名前は「ゲルゴ」と記されていた。
- 新ビックリマン
- 曼聖羅に雇われた殺し屋「ゴル胡魔193(ゴルゴマいっきゅうさん)」が登場する。
- GS美神 極楽大作戦!!
- 魔神英雄伝ワタル
- 魔幻ゾーン3つ目の門「魔天門」において、脱出するワタルたちに続こうとする群集の中にゴルゴそっくりな人物がいる。
- ついでにとんちんかん
- 主人公である抜作先生の命を狙う殺し屋として「東郷十三」なる殺し屋が登場する。
- まじめにふまじめ かいけつゾロリ
- 警察に捕まったゾロリを助けようとイシシとノシシが頼んだ相手に「ゴリゴ14」と名乗る何でも屋が登場している。
- 落第忍者乱太郎(尼子騒兵衛)
- 主人公・乱太郎の級友である佐武虎若(鉄砲隊の頭領を父に持つ銃マニアという設定)が、火縄銃を手にすると顔つきがゴルゴそっくりになる。
- ゴルゴ17・18・19(永井豪)
- サル番長(きうちかずひろ)
- 主人公のライバルの猿「サルコビッチ」はゴルゴ13そっくりの顔をしている。
- 銀魂(空知英秋)
- 「八留虎三兄弟」なるゴルゴ13に顔がそっくりな浪人の三兄弟が登場。暗殺を企てるが失敗。
- アイシールド21
- 西部ワイルドガンマンズの選手で、鉄馬丈というキャラクターが登場する。容姿、行動、共にゴルゴがモデルとなっている。
- 連合艦隊金剛 自主規制の星(ながいけん)
- 未知の星を探検中の男達が、外見・固有名詞とも放送禁止用語で固められた宇宙人のいる星に降り立つ、という話。出てくる宇宙人の顔がゴルゴ13および、脇役キャラそっくりになっている。他にも、「ジェノサイドモーニング ゴメスの朝」など、ながいけん作品には、ゴルゴのパロディが多い。
- こいつら100%伝説(岡田あーみん)
- 「お父さんは心配性」のキャラとのクロスオーバーを果たした回に、集英社の編集長が雇った「ターミネーター」という明らかにゴルゴをイメージした殺人サイボーグが登場している。なおこの話以降、ターミネーターはレギュラーとして登場。
- 丸戸史明
- 「FOLKLORE JAM」では「・・・・・・・・・・」というセリフの「角刈りの男」として、「ままらぶ」では依頼の際のやり取りがネタにされている。
- おはようKジロー(水島信司)
- 甲子園決勝の対戦相手の五九男水産高校にゴルゴの眉毛をした五つ子の上原兄弟がおり、試合中にこっそり入れ替わる作戦で冠学園高校を苦しめた。
- ぎゅわんぶらあ自己中心派(片山まさゆき)
- 「仁義なきムダヅモ」という話で、関東モモンガ組の若頭の東郷というキャラがいる。
- 実況パワフルプロ野球98開幕版(コナミ)
- 選手を育成するサクセスモードの対戦相手の北斗第一高校の選手がゴルゴ。
- スクールランブル(小林尽)
- 東郷雅一というゴルゴ顔のキャラ。
- 富山県の南砺市にゴリラ13というパチンコ店がある。
- ゴロで覚える古文単語ゴロ565(ゴロゴ(アルス工房)大学受験の暗記本。語呂とゴルゴをかけている。
- SMAP×SMAPSMAP稲垣吾郎がゴロゴ13に扮するがドジが多く、ボスに会うたび冷汗をかく。
[編集] 注意事項
- ゴルゴ13が使うM16(=AR-15)は狙撃には適さないという通説がある。ボルトアクションライフルや大口径の銃が精度に優れることは論を待たないが、M16は突撃銃としてはかなり高精度な銃であるという事実も無視すべきではない。詳しくは狙撃銃としてのアサルトライフル(M16)を参照。
- この作品には、実際に起こった事件に交えて実在の国名・組織・企業・団体そして個人の名前がしばしば登場するが、物語自体はフィクションである。この作品で世界情勢を覚えることが出来るという話もあるが、読者のそのような声を耳にして、さいとうは困惑したとも言われる。執筆に際しスタッフが種々の情報収集を行っているとはいえ、演出効果を高めるべく、架空のストーリーに実在の国名・事象等を登場させているに過ぎないため、間違った史実・国際関係等を鵜呑みにしてしまう可能性が高く、「国際情勢に詳しくなる」などという見方をするのは相応しくないといえる。例えば、「激突!AK-100vsM-16」でゴルゴに殺されたミハイル・カラシニコフ(ただし、同じ回に登場するAR-15の設計者であるユージン・ストナーと共に別名で出演)は2007年においてもまだ存命である。また、実際効果があるか怪しいサブリミナル効果で標的の行動を誘導するエピソードや、現実には実用化されなかったSDI用軍事衛星の破壊を依頼されるエピソードなど、科学的・技術的に見て創作の域を出ないものもある。
[編集] 実写
- 映画『ゴルゴ13』(1973年、東映東京、監督・佐藤純弥、主演・高倉健)
- 映画化の話が持ち上がった時さいとうは乗り気ではなかったらしく、無茶な条件を出せば話が消えるだろうと思い、「オール海外ロケ」「主演は高倉健」と条件を出したところ、東映側がまるまる受け入れ、映画化が実現してしまった。登場するのは高倉以外すべて外国人俳優で、ロケ地はパーレビ体制時代のイラン。イラン政府が「製作協力」に名を連ねている。日本製作のロードショー映画でオール吹き替えという珍しい作品。山田康雄や森山周一郎などが声を当てている。お色気要素は場所柄もあってほとんどない。当初は脚本もさいとう本人が担当し、綿密に演出の指定などもして書き上げたが、結局映画スタッフたちによって変更され脚本と全く違うものが出来てしまったことに不満を感じたという。
- 映画『ゴルゴ13 九竜の首』(1977年、東映京都、監督・野田幸男、主演・千葉真一)
[編集] アニメ
[編集] 劇場版アニメ
- 「帝王の罠」がベース。ゴルゴ13云々というよりも、「世界で初めて劇中にコンピュータグラフィックスを使ったアニメ作品」として有名。ゴルゴの声は瑳川哲朗が担当している。ゴルゴが紙巻タバコを吸っていたり、待ち合わせでクラクションを鳴らされるまで相手に気づかない、おなじみの台詞を言わないなどが原作と違う。
- 最後の"謎解き"におけるクライアントのセリフは、円谷幸吉の遺書を彷彿させるものである。
[編集] OVA
- 『ゴルゴ13~QUEEN BEE~』(1998年、監督・出崎統)
- アニメ化第2弾。玄田哲章がゴルゴ13を演じている。劇場版と同様に、ゴルゴ13への依頼方法や彼が任務遂行時に標的に対し私情を挟む描写が原作と違う。
- 連載初期の"人間味"があるころの彼を、この作品のゴルゴ13は髣髴とさせる。
- ※アニメ2作品はDVD化されているが劇場版アニメは在庫切れ。
[編集] 観る漫画
- 2000年10月~12月頃、讀賣テレビにて日曜日深夜に「観る漫画」というコンセプトでゴルゴ13が放映された。これはアニメではなく、本作用に新たに描き下ろしたイラスト(着色済み)を画面に映し出し、そこに声優が声を充てる、というもの。
要は紙芝居をテレビで観ている感覚であり、描かれている絵が動かない(衝撃のシーンでは左右に揺らすなどの効果を与えていた)以外はセリフ・効果音もしっかり入った本格的なものであった。レンタルビデオ店によっては現在でも取り扱っているところがある。
[編集] デジタルコミック
- デジタルコミック『ゴルゴ13 カーライルの野望』『ゴルゴ13 見えない軍隊』(1998年、ダイキ、プレイステーション)
- 「カーライルの野望」は原作「ロックフォードの野望」、「見えない軍隊」は同タイトルを着色、声を入れて、プレイステーション上で「読む」ゴルゴ13。
[編集] ゲーム
- ゲーム『ゴルゴ13 モレッティー一族惨殺事件』(1983年、ポニー、PC-8001、PC-6001、MZ-2000、FM-7など)
- 三次元迷路型アドベンチャーゲーム。
- ゲーム『ゴルゴ13』(1984年、セガ、SG-1000)
- 初のテレビゲーム化。遠くを走る列車の窓をねらって射撃するアクションゲーム。
- ゲーム『ゴルゴ13 狼の巣』(1985年、ポニー、PC-8801など)
- 「崩壊 第四帝国 狼の巣」がベースの迷路型アドベンチャーゲーム。
- ゲーム『ゴルゴ13 神々の黄昏』(1988年、ビック東海、ファミコン)
- 全13章からなるストーリー仕立てのアクションゲーム。高めの難易度と、ゲームを一旦停止させたときに流れる謎の歌詞付きのテーマ曲が有名。
- ゲーム『ゴルゴ13 イカロスの謎』(1990年、ビック東海、ファミコン)
- 横スクロールアクション、迷路型アクション、カーチェイスなど盛りだくさん。前作以上の高難易度。
- ゲーム『ゴルゴ13』(1999年、ナムコ、アーケード)
[編集] パチンコ&パチスロ
- パチンコ『CRゴルゴ13』(2003年、平和)
- パチンコ『CRゴルゴ13 STRIKES AGAIN』(2006年、平和)
- パチスロ『ゴルゴ13』(2001年、平和)
- パチスロ『ゴルゴ13ザプロフェッショナル』(2006年、平和)
[編集] キャンペーン
- 平成13年(2001年)に、『H.13ゴルゴイヤー』と題する大規模なキャンペーンが行われた。その年は『ゴルゴ13』の35周年、著者・さいとう・たかをの画業50周年の記念でもあった。
- トリビアの泉にて、さいとう・たかをがデザインしたゴルゴ顔のモンチッチ「ゴルチッチ」がある事が報道された。
[編集] その他
- 単行本未収録となっているエピソードが存在する(「幻の栽培」「スワップ 捕虜交換」「バチカン・セット」「告発の鉄十字」)。原因としては、大使館からの抗議などが考えられる。また、そのことを懸念してか、朝鮮半島に関する話は一話も執筆されていない。
- 雑学番組「トリビアの泉」(フジテレビ系)の中の「トリビアの種」コーナーにて実施された全国統計調査によると、「理容店にもっともよく置かれている漫画」第一位である。
- 政治家で大の漫画好きと言われる麻生太郎は本書を絶賛しており、自分の執務室にゴルゴ13のポスターを貼っている。ちなみに,麻生自身も射撃選手としてモントリオールオリンピックに出場している。
- 朝日新聞社発行のAERA、1000号記念号の「現代の肖像」のコーナーで、ゴルゴ13が登場。
- 病院の当直室には、かなりの確率でゴルゴ13の単行本が置いてある。理由は明らかでないが、ネーベン(研修医。ここではアルバイトのこと。独語)に明け暮れる青年医師の間では有名な事実である。
- 2004年頃、大日本印刷の会社紹介パンフレットにゴルゴ13が起用された。といってもゴルゴ本人の登場は表紙のみで、右ページに本編の台詞を改変した漫画、左ぺージに解説が入る構成となっている。
- 記念すべき文庫版100巻のオビには、外務大臣である麻生太郎(自身も『ゴルゴ13』の大ファン)が「これほど国際情勢に通じた作品があるだろうか。俺は知らない」とのコメントをよせた。
[編集] 類似した人
ゴルゴ小堀というセミナー講師がいる。
デューク更家。
[編集] スタッフ
[編集] さいとう・プロダクション
現在の製作スタッフ
- 石川フミヤス - 彼のグループがメインで担当。
- 武本サブロー - 線の細い作画はこちらのグループが担当している。
- いとう・たかし
- 千葉利助 - 石川フミヤス氏が体調を崩したとき、作品の構成をさいとう・たかを氏と担当している。
- 上柚宇大 - 武本サブロー氏が体調を崩したとき、作品の構成をさいとう・たかを氏と担当している。
- 正村弟
- 赤司教
- 杉本洋平 - 石川氏が体調を崩したとき辺りから、さいとうプロのスタッフになる。
過去の作画製作スタッフ
- 甲良幹二郎
- 神田猛(神田たけ志)
- 山崎拓味(やまさき拓味)
- 大竹由次(大竹由二)
- 三村ヨウコ
- 田村精作(叶精作)
- 中津真樹子
- フジ・山城
- 前田金蔵
- 山川紀生
- 加藤晴美
- 鷲尾清春
- 神江里見
- 忠・サクマ
- 雪徹雄
- 伊賀かずひろ
- 村上利男
- 由棋準
- 西川弘
- よこみぞ・邦彦(横溝邦彦)
- 青木和夫
- TAKU
- 谷平由佳
- ばん・ひろし
- 田中けん一
- 松本修治
- さとう・がく
- 村上十志
- つだ・幸則
- サトウ和雄
- 菅井まさる
- 篠田昭博
- なかざと遊生
- クニムラ利雄
- 横井仁司
写真提供
- 松本正男
[編集] 脚本スタッフ
リイド社SPコミックスコンパクトに収録された、第1話から第364話及び増刊1話から増刊51話までのうち、4作品以上を執筆した脚本家のリスト。執筆本数の多い順に列記した。かっこ内数字はその本数。
- K・元美津(81)(故人)
- 北鏡太(43)
- 外浦吾朗(30)=小説家の船戸与一
- きむらはじめ別名きむら・はじめ(24)=勝鹿北星(故人)
- 岩沢克(22)
- ながいみちのり(20)
- 氷室勲(19)
- 小池一雄(18)=後に小池一夫
- 工藤かずや(16)
- 横溝邦彦(15)=元作画スタッフ
- 国分康一(14)
- 竹内亨別名 竹内とおる 別名 とおる(14)
- 熊坂俊太朗(13)
- 新井たかし(13)
- 犬丸らん(11)(犬丸りんとは別人)
- 森幸太郎(10)
- 宮崎淳(7)
- 安達謙太郎(6)
- 沖吾郎(5)=さいとう・たかを
- 須摩鉄矢別名 須磨鉄矢(5)
- 浜家幸雄(5)
- 本田一景(4)=堀井雄二
- 牧戸次郎(4)
[編集] 参考文献
- 「オフィシャル・ブック THEゴルゴ学」ビッグコミック特別編集プロジェクト(著)、小学館 ISBN 978-4-09-371351-1
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
| 小学館漫画賞青年一般部門 |
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