ゴムタイヤトラム
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ゴムタイヤトラムとは、軌道の中央に設置された案内軌条もしくは道路上の塗装や磁気マーカを仮想レールとみなし、ゴムタイヤで走行するライトレールの一種。路面電車とガイドウェイバスの中間的な存在ともいえる。フランスで開発され、大きく分けて3つの方式がある。
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[編集] トランスロール
ロール社が開発した方式。2006年にパドヴァとクレルモン・フェランで営業運転を開始する。日本でも三井物産が中心となって車両を輸入し、2005年6月から大阪府堺市で走行試験を行っている。
案内車輪は鉄製で斜めに傾いており、下側にフランジがある。1対2個の車輪で案内軌条をV字型に挟み込むようになっている。蓄電池を搭載し、短距離ならば案内軌条や架線のない場所(主として車庫内)を走行する事も可能。コンビーノと同様のモジュール構造なので、必要に応じて編成の長さを調節できる。運転席は両側にあり、より鉄道に近いデザインとなっている。
[編集] TVR
ボンバルディア社が開発した方式。ナンシーとカーンで営業運転している。
案内車輪は鉄製で両側にフランジがあり、案内軌条の真上に乗る。通常は架線から集電してモーターで走行するが、ディーゼルエンジンも搭載しているので、架線のない場所を走る事もできる。案内車輪は格納も可能となっており、架線があればガイドレールのない所でも連節トロリーバス(トロリーポール装備の場合に限る)として走行する事も可能。さらに架線が無い場合は完全な連節バスとして走行することになる。車体は3連節固定となっており運転席は進行方向側にしかない。
[編集] CiViS
バスメーカーイリスバス社が開発した方式。ルーアンとクレルモン・フェラン、ラスベガスで営業運転している。
案内車輪はなく、路上に描かれた線を光学的に読み取ってコースを維持する。ハンドルの自動操作を中止し運転士がバスのようにハンドル操作を行うことも可能である。動力は外部電源/バッテリー/ディーゼルエンジンのハイブリッド車となっており、ポールを装備したトロリーバスのような運行やポールは装備せずディーゼルエンジンのみで自走する事も可能である。運転席は進行方向側にしかなく上に挙げた2つより、実態としてはタイヤトラムというよりバス(トロリーバス)に光学誘導装置を付加したものと言える。
[編集] その他のシステム
上記3つ以外にも日本では路面上の磁気マーカを読み取り仮想レールとして走行するものも法律上の扱いから新交通システム(鉄道)の一種として取り扱われる事があるが、海外では一般的にBRT(Bus Rapid Transit)の一種として認識されている。 オランダではAPTS(愛称フェリアス)というハイブリッド連節バスにおいて世界で最初に実用化に成功している。日本ではトヨタのIMTSが有名であるが、2004年の浜名湖花博ではスズキを中心とするプロジェクトがフローラムーバーという名称の磁気マーカを読み取って自動走行する乗用AGVを園内移動システムとして持ち込んた。
イギリスでは2006年にftrという長大連節ノンステップバスを高度BRTシステムの中心的位置づけとして運行を開始する。ftr自体には特別な誘導システムは装備されない代わりに一編成あたり20万英ポンド(約4200万円)という驚異の価格を実現している。
[編集] 関連項目
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