ゴボウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| ?ゴボウ | |||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ゴボウの葉 | |||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||
| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Arctium lappa L.
| |||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||
| ゴボウ | |||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||
| edible burdock
|
ゴボウ(牛蒡または牛旁、学名:Arctium lappa L.)は、キク科の多年草。ユーラシア大陸原産。
目次 |
[編集] 特徴
日本で自生はしていないが、縄文時代には渡来したと考えられている。根や葉を食用とする。茎の高さは1mほど、主根の長さは品種にもよるが50cm~1mほどある。花期は6~7月。紫色のアザミに似た総苞にトゲのある花を咲かせる。
[編集] 食用
日本では根を食用としてきんぴらや天ぷらのかき揚げなどに使われるほか煮物に用い、近年では細切りにした根を湯掻いてサラダにもする。日本以外では根を食材としないが、ヨーロッパなどでは初夏に若葉をサラダとして食べることもある。
日本には薬草として中国から伝来。薬草としては発汗利尿作用のある根(牛旁根(ごぼうこん))のほか、浮腫、咽頭痛、解毒に用いる種子(悪実(あくじつ)、または牛旁子(ごぼうし))を用いる。日本では乳腺炎に種をそのまま食べるか、煎じる使用法も有効として民間に口伝で知られる。 繊維質が多く、便秘予防に効果があるとされる。 ゴボウの根の部分を野菜として利用するのは日本だけの特徴であり、先述の様に葉の部分を野菜として、根の部分を漢方薬として使用される事が多い。
[編集] コボウが関連する言葉
競走でほかの選手を一気に抜き去ることを牛蒡抜きと言う。これは、『広辞苑』などによると、「(牛蒡を土中から引き抜くように)一気に抜きあげること。(第5版)」などとあるが、これは実際には間違いである。というのも、ゴボウはそれ自体が長く、根毛も多い。すなわち、土との接触面積が大きく摩擦も大きいため、するっと抜くことができないからである。事実、農家では、ゴボウは「抜く」ものでなく、「掘る」ものと認識されている。この言葉はむしろ、抜きにくいゴボウを一気に抜くことができるほどの力を持っている、という意味で用いるほうが正確であろう。
なお、「牛蒡抜き」という言葉には、座り込みなどを行う人物を力ずくで排除するという、原義に近い用法もある。
方言としては、「ごんぼほり」(牛蒡堀り)というのがある(南部地方など)。ぐずぐず不平を言って譲らない、酔ってくだを巻く(時に居座る)、強情である、ふてくされる(特に子供)、といった態度(あるいはそのような態度を示す者)ぐらいの意。なだめたり、お引き取り願うことはゴボウを「掘る」ことと同じくらい難儀であることから、であろうか。
[編集] 関連項目
カテゴリ: 根菜 | キク科 | 植物関連のスタブ項目

