ゴッドファーザーPARTIII
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| ゴッドファーザーPARTIII The Godfather Part III <tr><th>監督</th> <td>フランシス・フォード・コッポラ</td></tr><tr><th>製作総指揮</th> <td>フレッド・フックス |
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ゴッドファーザーPARTIII(The Godfather Part III)は1990年に公開されたアメリカ映画。不朽の傑作「ゴッドファーザー」「ゴッドファーザーPART II」の続編。前作より16年たって製作された。
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[編集] あらすじ
ファミリーのドンとなったマイケル・コルレオーネ(アル・パチーノ)は、バチカンの加護を得て一族の活動から引退することを宣言した。が、その後継者は、マイケルの息子、アンソニーではなかった。かつて次兄フレド暗殺がトラウマとなったアンソニーは、一貫してファミリーを嫌悪、オペラ歌手への道を進もうとしていたのだ。
マイケルは仕方なく、彼の甥っ子にあたる長兄ソニーの遺児ヴィンセントを後継に仕立て上げようとするが、その人事が裏目に出てしまい、なんとファミリーの内部抗争へと発展する事態となる。
さらにマイケルには、糖尿病という病魔が忍び寄っていた。病状は進行し、時には崩れ落ちてしまうという深刻な状態に陥ってしまう。そこに加わる過去幾度も犯した、数々のおぞましい罪。特に次兄フレドの暗殺が、マイケルの心を侵食し、そして想像を絶する罪悪感に苛まれ、苦しみ続ける。
が、事態は一刻の猶予も許さなかった。内部抗争は深刻化、ヴァチカンにも飛び火し、陰謀が加速していく。マイケルの苦悩は続いていくのだった・・・。
[編集] 概要
その後、何度か『Part III』製作の話が持ち上がったが、種々の都合で立ち消えとなっていた。しかし1990年になり、ついに『Part III』が製作されることとなる。
フランシス・フォード・コッポラは当時、撮影に至るまで、『ゴッドファーザー』は『Part I』、『Part II』で完結すべき作品と考えており、第三作はあくまで、「マイケル・コルレオーネの死」という題(もしくは副題)で語られるべき外伝的な位置づけだった、と後年に語っている。
マイケルの晩年を描き、世界を揺るがす大スキャンダルとなる、ロベルト・カルヴィ暗殺事件を筋のモチーフに用いた作品となった『Part III』は、味わいのある作品ではあるが、アカデミー賞にはノミネートされながらも、ヴァチカンの内幕に対する批判的な内容も災いしてか、結局、受賞には至らず、批評家の評価もかんばしくないまま、興行的に振るわない結果となった。本作ではマイケルの娘を演じたコッポラの娘ソフィア・コッポラの演技に批判が集中した(この役には当初ウィノナ・ライダーが予定されていた)が、後に彼女は『ヴァージン・スーサイズ』や『ロスト・イン・トランスレーション』などの作品で監督としての才能を開花させることになる。
世間一般、評論家からも厳しい声を浴びせられる今作だが、その根本たる原因はキャストである。ソフィア・コッポラに批判が集中しているが、それよりもキャストの薄さに大きな問題があった。第一作ではマーロン・ブランドを筆頭にアカデミー賞獲得者が四人(当時はまだ受賞していない者もいるが)、第二作でもロバート・デニーロを入れて同じく四人、さらに敵役としてリー・ストラスバーグを起用するなど大変豪華な顔ぶれだったが、今作では名脇役のロバート・デュヴァルは出演料が折り合わず不参加(これが本質的な評価の下落の一因である)かつ第二作におけるデ・ニーロのような人物も不在で、豪華さにに欠ける点が今作最大の欠点といえる。
本作でのマイケルには『Part I』、『Part II』の時のような冷酷さ、非情さが消え、物語は彼の懺悔と苦悩を中心に描かれている。総じて評判の良くなかった『Part III』だが、オペラの名作、カヴァレリア・ルスティカーナのストーリーと合わせ、進展してゆくラストシーンの出来が秀逸なため、佳作と評する声も多い。
[編集] キャスト
- アル・パチーノ -ドン・マイケル・コルレオーネ
- ダイアン・キートン -ケイ・アダムス
- アンディ・ガルシア -ビンセント・コルレオーネ
- タリア・シャイア -コニー・コルレオーネ
- ソフィア・コッポラ -メアリー・コルレオーネ
- フランク・ダンブロシオ -アンソニー・コルレオーネ
- リチャード・ブライト -アル・ネリ
- ジョン・サヴェージ -アンドリュー・ヘーゲン
[編集] 関連項目
- ヨハネ・パウロ1世 (ローマ教皇)
- ロベルト・カルヴィ
- ジュリオ・アンドレオッティ
- イタリア政界の黒幕である「ドン・ルケージ」のモデル。
- カンノーロ

