コンプティーク

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コンプティークComptiq)は、角川書店発行・角川グループパブリッシング発売のゲーム漫画雑誌ザ・テレビジョンの別冊として1983年11月10日に創刊された。通称は「コンプ」。雑誌名「Comptiq」は「コンピューター(Computer)」と「ブティック(Boutique)」を組み合わせた造語。マニア向け雑誌の先駆的存在でもある。

目次

[編集] 概要

キャッチコピーは「パソコンと遊ぶ本」「戦うパソコンゲームマガジン」。

しかしマニア層の中でも「コンピュータゲームアニメなど」という今日ではおたくの概念に収斂されるような「娯楽メディアを消費する方向を好む者」へとターゲットを据えたことから、次第にメディアミックスを主体とする娯楽誌に変化していった。

当初では「パソコン関係の」という枠を持ってはいたが、メディアミックス化が進行した1990年代を通して「マニア向け総合誌」へと変化した様子もうかがえる(後述)。

[編集] 創刊当初

創刊当時から1980年代を通してはゲーム記事は勿論のこと、パソコン本体の購入ガイドなどマニア向けの「コンピューター」雑誌(パソコン雑誌)であった。パソコン関係では他誌が取り上げないようなパソコンゲームの裏技チート(当時の表現に従うなら「改造」)を精力的に扱い、読者投稿ではパソコンゲームプログラム本体の改造手法すら掲載していた。また、ロードス島戦記の元となったテーブルトークRPGリプレイ記事や「ロボクラッシュ」「トップをねらえ!」などの読者参加型ゲームなど、テーブルゲームに関する記事、ライトノベルなども掲載されていた。

一方で、「福袋」と呼ばれる袋とじアダルトゲーム関連のページも組まれていた。元々は年数回の定期企画だったのが、後に同市場の拡大も手伝って毎号連載となり、アダルトゲーム以外に18禁アニメHコミックAV女優紹介のコーナーも載っていた。毎年1月号には「Hコミックアドベンチャー」というゲームブック形式のゲームが欄外にあり、内容は官能小説並みの極めて過激なものだった。

こういった徹底的なマニア(言い換えれば「パソコンおたく」)向けの路線は固定読者層に加え、掲載されている裏技に人気ゲームのものがあると、それを求める読者にも販路を伸ばした。この当時は、コンピュータプログラム著作権は1990~2000年代ほど厳密でもなかったため、概ね自由に行われていた。

[編集] 「お家騒動」と離反

1992年、角川春樹歴彦の対立(お家騒動)により、編集を担当していた角川メディアオフィスのほぼすべてのスタッフがメディアワークス設立に参加。編集長以下ほとんど同じスタッフにより電撃王を創刊する。コンプティークは外部編集プロダクションにより続けて作られたものの、連載記事も含めてかなりの部分がそれまでと異なる別の雑誌となった。

その後も幾度かのスタッフ入れ替えやマイナーチェンジを繰り返した後、2003年9月号から「MediaMix Game Magazine」と題し、それまでのゲーム紹介記事中心の構成からギャルゲーを原作とした漫画を中心とする構成に変わる。角川エース新人漫画賞の広告でも「少年エース/ガンダムエース/コンプティークなどのコミック誌に掲載されるチャンス!」と謳っており、本誌の位置付けがメディアミックス主体の漫画雑誌へ移行したことがわかる。

[編集] 連載された漫画

[編集] 逸話

  • ファミコンゲーム「ゼビウス」の無敵コマンドを最初にとりあげた本でもある。
  • 以前はアイドルを表紙に起用しており、アイドルグループ「セイントフォー」(岩男潤子らが所属)やブレイク直前の森高千里などが表紙を飾ったことがある。
  • 深沢美潮、榊涼介、中村うさぎなどはコンプティークのライターをしたことをきっかけにして、角川スニーカー文庫や電撃文庫などで作家デビューしている。また、板場広し(板場広志、伊多波広)や井上純弌(希有馬、井上けうま)などはハガキ職人だった。
  • 分裂以前の名物コーナーのひとつ、三国志や信長の野望などのSLGリプレイは、秋葉原助手や御茶ノ水教授、ドクター四谷、九段南、イボンヌ木村など複数のライターが参加したことになっているが、榊涼介がすべて書いていた。イボンヌ木村(もしくはイヌボン木村)は実在のライター(後の中村うさぎ)であるが、実際にはゲームには参加しておらず、そのキャラクター性のみが使われたものである。
  • 人気コーナーの1つ「SLG劇場」の登場人物には東京都内の地名が使われていた。上記以外では千駄ヶ谷君、飯田橋君など。また、別コーナーのライターで「市ヶ谷クン」と呼ばれている人がいた。

[編集] 関連項目

増刊・姉妹誌
現存しない増刊・姉妹誌
分家筋
  • 電撃王(旧編集部スタッフがメディアワークスへ移籍して創刊)

[編集] 外部リンク

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