グリシン

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この項目ではアミノ酸の一種について記述しています。ソビエト連邦の政治家についてはヴィクトル・グリシンをご覧ください。
グリシン
一般情報
系統名 aminoethanoic acid
略号 Gly,G
分子式 C2H5NO2
分子量 75.07 g/mol
SMILES
CAS登録番号 [56-40-6]
性質
融点
溶解性
水への溶解度
(g/100 g)
pKa</sup>
等電点 5.97
ファンデルワールス体積
密度 g/cm3
出典


グリシン (NH2CH2COOH) とは、アミノ酢酸のことで、タンパク質を構成するアミノ酸の中で最も単純な形を持つ。別名グリココル。糖原性を持つ。 不斉炭素を持たないため、生体を構成するアミノ酸としては唯一 D-, L- の立体異性がない。非極性側鎖アミノ酸に分類される。

多くの種類の蛋白質ではグリシンはわずかしか含まれていないが、ゼラチンやエラスチンといった、動物性蛋白質のうちコラーゲンと呼ばれるものに多く(全体の3分の1くらい)含まれる。

1820年にフランス人化学者アンリ・ブラコノーによりゼラチンから単離された。 甘かったことからギリシャ語で甘いを意味するglykysに因んでglycocollと名付けられ、 後にglycineに改名された。

[編集] 生合成

生体内では、セリンより、グリシンヒドロキシメチルトランスフェラーゼ(EC 2.1.2.1)の働きにより生合成される。

5,10-methylenetetrahydrofolate + glycine + H2O = tetrahydrofolate + L-serine
5,10-methylenetetrahydrofolate L-(+)-5,10-メチレン-5,6,7,8-テトラヒドロ葉酸
tetrahydrofolate テトラヒドロ葉酸

[編集] 物性

[編集] 関連項目

蛋白質を構成するアミノ酸
アラニン | アルギニン | アスパラギン | アスパラギン酸 | システイン | グルタミン | グルタミン酸 | グリシン | ヒスチジン | イソロイシン | ロイシン | リシン | メチオニン | フェニルアラニン | プロリン | セリン | スレオニン | トリプトファン | チロシン | バリン
アミノ酸発酵 | 必須アミノ酸 | ペプチド | タンパク質 | コドン

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