グラフレックス
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グラフレックス(英文名称:Graflex Inc.,)は、米国のカメラメーカーであり同社の主なブランド名でもある。事業の起こりは、ウィリアム・フォーマーとウィリアム・E・ショウイング両名がニューヨーク州で共同事業を開始したのが始め。
中でも、1939年から発売された4×5インチサイズやミニアチュールサイズ・3 1/4×4 1/4サイズ等のプレスカメラ「スピード・グラフィック(Speed Graphic)」、1961年から1970年の間に作られた4×5インチのプレスカメラ「スーパー・スピード・グラフィック(Super Speed Graphic)」等が有名である。これらは国際的に著名なプレスカメラとして1973年まで製造され続け、現在でも愛用者が絶えない。
[編集] 沿革
- 1890年 - フォーマー&ショウイング製造会社設立。
- 1896年 - カメラ製造事業に乗り出す。「サイクル・グラフィック」製造。
- 1898年 - 一眼レフの「グラフレックス」製造開始。
- 1903年 - グラフレックス製造専門会社としてニューヨーク・フォーマー&シュウイング製造会社設立。
- 1905年 - イーストマン・コダック社に買収されロチェスターに移転。ロチェスター・フォーマー&シュウイング社と呼ばれることになる。
- 1908年 - イーストマン・コダック社の一部門になり、フォーマー&シュウイング・ディビジョンの名称になる。
- 1917年 - ファーマー&シュウイング・デパートメントに名称変更。
- 1926年 - 独占禁止法による集中排除法により、企業分割の結果コダックから独立し、フォーマー・グラフレックス・コーポレーション設立。
- 1943年 - 社名をグラフレックス・インクに変更。
- 1956年 - ジェネラル・プレシジョン・エクイプメント社に吸収合併され、同社のディビジョンになる。
- 1973年 - シンガー財閥に譲渡され、シンガー・グラフレックス社となる。
- 1976年 - シンガー・グラフレックス社は、カメラの製造権・最終モデル「スーパーグラフィック」の知的財産権を酒井特殊カメラ製作所に委譲。
- 1982年 - テレックス・コミュニケーション社のディビジョンになる。2005年現在は電気機器関係のみを製造している。
[編集] カメラのその後
同社からカメラの製造権と「スーパーグラフィック」に関する知的財産権を譲り受けた酒井特殊カメラ製作所は、「トヨ・スーパーグラフィック」と改称して、1987年まで、「スーパーグラフィック」(カメラ)の製造を続けた。なお酒井特殊カメラ製作所は、2002年10月31日に有限会社サカイマシンツールに改組(引継)し「トヨビュー」「トヨフィールド」のみを製造販売している。

