オースティン・パワーズ
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「オースティン・パワーズ」(Austin Powers)は1997年製作のアメリカ映画、そのシリーズ作品、およびそれらの主人公である。ジェイ・ローチ監督。プロデューサーとしてデミ・ムーアが参加している。主演のマイク・マイヤーズはプロデューサーと脚本も兼ねている。
007シリーズのパロディ(サブタイトルも007シリーズのパロディ)で、イギリスのモテモテ有能スパイ・オースティン・パワーズの活躍を描いている。世界中でヒットしたため、第3作目まで製作された。
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[編集] 名前の由来
1980年代まで実在したイギリスを代表する大衆車メーカー・オースティンから取られている。なお、同社はスポーツカーメーカーとしても知られていたが、1970年代以降は低価格と低品質、性能の低さで知られた。
[編集] テーマソング
シリーズ共通のテーマ曲はクインシー・ジョーンズの「ソウル・ボサ・ノヴァ」。
[編集] パロディとなった人物
- オースティン・パワーズ =ハリー・パーマー(国際諜報局)
- ドクター・イーブル=エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド(007シリーズ)
- フラウ・ファービッシナ=ローザ・クレッブ(スペクター№3)(007 ロシアより愛をこめて)
- 何でも屋も元プロレスラー=オッドジョブ(007 ゴールドフィンガー)
- ゴールドメンバー=ゴールドフィンガー(007 ゴールドフィンガー)
[編集] キャスト(シリーズ共通)
- マイク・マイヤーズ(オースティン・パワーズ、Dr.イーブルの2役)
- ロバート・ワグナー(ナンバー・ツー)
- セス・グリーン(スコット)
- マイケル・ヨーク(バジル・エクスポジション)
- ミンディ・スターリング(フラウ・ファービッシナ)
- ウィル・フェレル(ムスタファ)
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 第1作
「オースティン・パワーズ」(Austin Powers: International Man of Mystery)。1997年制作。
1960年代に冷凍保存され1990年代に復活したオースティンが宿敵Dr.イーブルと対決する。単なるコメディだけでなく、時代のギャップに直面するオースティンの悲哀も描いている。美女とスパイとパロディ満載のどたばたコメディとしては1967年に「007 カジノ・ロワイヤル」(デヴィッド・ニーヴン等主演)があり、本作品がインスパイアされているのは明らかである。
[編集] キャスト
- エリザベス・ハーレイ(ヴァネッサ・ケンジントン - ヒロイン)
- ミミ・ロジャース(ミス・ケンジントン)
- ファビアナ・ウーデニオ(アロッタ・ファジャイナ - 『たくさんの膣(a lot of vagina)』をもじった役名)
ゲストとしてバート・バカラック、キャリー・フィッシャー、ロブ・ロウ、プリシラ・プレスリー、クリスチャン・スレーターなどがカメオ出演している。
[編集] 第2作
「オースティン・パワーズ:デラックス」(Austin Powers: The Spy Who Shagged Me)は1999年に製作された(受動詞"shagged"の原型"shag"は性交を意味するスラング。サブタイトルは"007/The spy who loved me(私を愛したスパイ)"のパロディ)。
1990年代で暮らしていたオースティンがDr.イーブルを追って1960年代に戻る。マイヤーズはオースティン・Dr.イーブルに加えてファット・バスタードを加えた1人3役をこなす。
作中で使われたマドンナの「ビューティフル・ストレンジャー」のPVにオースティン・パワーズ、バジル・エクスポジションが登場した。
[編集] キャスト
- ヘザー・グラハム(フェリシティ・シャグウェル - ヒロイン)
- ヴァーン・J・トロイヤー(ミニ・ミー - Dr.イーブルの1/8サイズのクローン)
- ロブ・ロウ(若き日のナンバー・ツー)
- クリステン・ジョンストン(アイヴァナ・ハンパロット - "I wanna hump a lot"をもじった役名)
- ティム・ロビンス(米国大統領)
ゲストとしてバート・バカラック、エルヴィス・コステロ、ウディ・ハレルソン、レベッカ・ロメイン=ステイモスも出演している。
[編集] フォースティン・パワーズ
日本公開時、関西の映画館限定で本編の前座として上映された短編映画。
吉本新喜劇のベテラン芸人たちによるDr.イーブルの幹部会議のパロディのあと、「ソウル・ボサ・ノヴァ」に乗って、藤井隆演じるフォースティン・パワーズが新世界を闊歩する。藤井の持ちギャグ「フォ――!!」に掛けた、第1作オープニングのパロディである。
[編集] 第3作
「オースティン・パワーズ ゴールドメンバー」(Austin Powers in Goldmember)は2002年に製作された。"goldmember"は陰茎を意味するスラングで「007/ゴールドフィンガー」のパロディ。タイトルを巡って007を制作するMGMから提訴されたものの、変更なしで公開された。
シリーズの中でそれほど出来がいいとは言えないが、ゲストは一番豪華。特に冒頭の撮影シーンにはびっくりするような大物が出演している(トム・クルーズやスティーブン・スピルバーグなど当代の有名俳優・映画監督・音楽プロデューサなどがカメオ出演している)。
マイヤーズは新登場のゴールドメンバーを含む4役をこなす。1970年代と現代を舞台としている。
物語の中盤から舞台は東京になるが、銀座や増上寺といった映像に加えてなぜか大阪・道頓堀の空撮シーンが混ざっていた。これは1989年公開の「ブラックレイン」のワンシーンである。また相撲の競技場シーンで名前は「アサヒ・スモウ・アリーナ」となっているが場内アナウンスでは「両国国技館」と言っている(これは007は二度死ぬから引用されている)。
[編集] キャスト
- ビヨンセ(フォクシー・クレオパトラ - ヒロイン)
- マイケル・ケイン(ナイジェル・パワーズ - オースティンの父親でやはりモテモテスパイ)
- ヴァーン・J・トロイヤー(ミニ・ミー)
- 松久信幸(ミスター・ロボット)
- ダイアン・ミゾタ(フクミ)
- キャリー・アン・イナバ(フクヨ)
[編集] 関連項目
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