オースティン・パワーズ

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オースティン・パワーズ」(Austin Powers)は1997年製作のアメリカ映画、そのシリーズ作品、およびそれらの主人公である。ジェイ・ローチ監督。プロデューサーとしてデミ・ムーアが参加している。主演のマイク・マイヤーズはプロデューサーと脚本も兼ねている。

007シリーズのパロディ(サブタイトルも007シリーズのパロディ)で、イギリスのモテモテ有能スパイ・オースティン・パワーズの活躍を描いている。世界中でヒットしたため、第3作目まで製作された。

目次

[編集] 名前の由来

オースティン・アレグロ(1979年)

1980年代まで実在したイギリスを代表する大衆車メーカー・オースティンから取られている。なお、同社はスポーツカーメーカーとしても知られていたが、1970年代以降は低価格と低品質、性能の低さで知られた。

[編集] テーマソング

シリーズ共通のテーマ曲はクインシー・ジョーンズの「ソウル・ボサ・ノヴァ」。

[編集] パロディとなった人物

オースティン・パワーズ =ハリー・パーマー(国際諜報局)
ドクター・イーブル=エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド(007シリーズ)
フラウ・ファービッシナ=ローザ・クレッブ(スペクター№3)(007 ロシアより愛をこめて
何でも屋も元プロレスラー=オッドジョブ(007 ゴールドフィンガー
ゴールドメンバー=ゴールドフィンガー(007 ゴールドフィンガー

[編集] キャスト(シリーズ共通)


注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。


[編集] 第1作

オースティン・パワーズ」(Austin Powers: International Man of Mystery)。1997年制作。

1960年代に冷凍保存され1990年代に復活したオースティンが宿敵Dr.イーブルと対決する。単なるコメディだけでなく、時代のギャップに直面するオースティンの悲哀も描いている。美女とスパイとパロディ満載のどたばたコメディとしては1967年に「007 カジノ・ロワイヤル」(デヴィッド・ニーヴン等主演)があり、本作品がインスパイアされているのは明らかである。

[編集] キャスト

ゲストとしてバート・バカラックキャリー・フィッシャーロブ・ロウ、プリシラ・プレスリー、クリスチャン・スレーターなどがカメオ出演している。

[編集] 第2作

オースティン・パワーズ:デラックス」(Austin Powers: The Spy Who Shagged Me)は1999年に製作された(受動詞"shagged"の原型"shag"は性交を意味するスラング。サブタイトルは"007/The spy who loved me(私を愛したスパイ)"のパロディ)。

1990年代で暮らしていたオースティンがDr.イーブルを追って1960年代に戻る。マイヤーズはオースティン・Dr.イーブルに加えてファット・バスタードを加えた1人3役をこなす。

作中で使われたマドンナの「ビューティフル・ストレンジャー」のPVにオースティン・パワーズ、バジル・エクスポジションが登場した。

[編集] キャスト

ゲストとしてバート・バカラックエルヴィス・コステロウディ・ハレルソンレベッカ・ロメイン=ステイモスも出演している。

[編集] フォースティン・パワーズ

日本公開時、関西の映画館限定で本編の前座として上映された短編映画。

吉本新喜劇のベテラン芸人たちによるDr.イーブルの幹部会議のパロディのあと、「ソウル・ボサ・ノヴァ」に乗って、藤井隆演じるフォースティン・パワーズ新世界を闊歩する。藤井の持ちギャグ「フォ――!!」に掛けた、第1作オープニングのパロディである。

[編集] 第3作

オースティン・パワーズ ゴールドメンバー」(Austin Powers in Goldmember)は2002年に製作された。"goldmember"は陰茎を意味するスラングで「007/ゴールドフィンガー」のパロディ。タイトルを巡って007を制作するMGMから提訴されたものの、変更なしで公開された。

シリーズの中でそれほど出来がいいとは言えないが、ゲストは一番豪華。特に冒頭の撮影シーンにはびっくりするような大物が出演している(トム・クルーズやスティーブン・スピルバーグなど当代の有名俳優・映画監督・音楽プロデューサなどがカメオ出演している)。

マイヤーズは新登場のゴールドメンバーを含む4役をこなす。1970年代と現代を舞台としている。

物語の中盤から舞台は東京になるが、銀座増上寺といった映像に加えてなぜか大阪道頓堀の空撮シーンが混ざっていた。これは1989年公開の「ブラックレイン」のワンシーンである。また相撲の競技場シーンで名前は「アサヒ・スモウ・アリーナ」となっているが場内アナウンスでは「両国国技館」と言っている(これは007は二度死ぬから引用されている)。

[編集] キャスト

  • ビヨンセ(フォクシー・クレオパトラ - ヒロイン)
  • マイケル・ケイン(ナイジェル・パワーズ - オースティンの父親でやはりモテモテスパイ)
  • ヴァーン・J・トロイヤー(ミニ・ミー)
  • 松久信幸(ミスター・ロボット)
  • ダイアン・ミゾタ(フクミ)
  • キャリー・アン・イナバ(フクヨ)

[編集] 関連項目

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