つくば市
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つくば市(つくばし)は、関東平野の東部、筑波山の南麓に位置し、筑波研究学園都市を擁する市である。2007年4月1日に特例市に移行。また、土浦市・牛久市と共に県南の業務核都市に指定されている。
つくばエクスプレスの開通により東京と直結し、各駅周辺では、住宅や商業施設の建築が盛んである。
| つくば市のデータ | ||
| 国 | 日本 | |
| 地方 | 関東地方 | |
| 都道府県 | 茨城県 | |
| 団体コード | 08220-1 | |
| 面積 | 284.07km² | |
| 総人口 | 205,893人 (常住人口、2007年5月1日) | |
| 隣接自治体 | 土浦市、牛久市、龍ケ崎市 筑西市、下妻市、常総市 つくばみらい市、石岡市、桜川市 | |
| つくば市役所 | ||
| 所在地 | 〒305-8555 | 茨城県 |
| つくば市谷田部4741番地 | ||
| 電話番号 | 029-836-1111 | |
| 外部リンク | つくば市公式サイト | |
| 位置 | </td><td colspan="2" style="border-style: solid none none solid; border-color: #aaa; text-align: right;">140度4分25.91秒||
目次 |
[編集] 地理
[編集] 地形
茨城県の南部に位置し、観光地として有名な筑波山は、市北部に位置する。研究学園地域以外は、農地・山林や集落、一部に市街地。筑波山などを除き平野である。
- 山:筑波山
- 河川:小貝川、桜川、東谷田川、西谷田川、小野川、稲荷川など
- 公園:市民一人当たりの公園面積は約10平方メートルであり、全国平均の約6平方メートルを上回っている。
- 面積:28,400ha(うち研究学園地区が2,700ha)
[編集] 気候
颪(おろし。冬に局地的に吹く北や北西の冷たく乾いた季節風)の一種である「筑波颪」により冬は寒い。筑波颪は筑波山から吹き下ろしてくると誤解されることが多いが、近くの山の名前を付与しているだけである。
[編集] 市街地
つくば市の中心市街地は、首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線つくば駅周辺であり、一般に「センター地区」と呼ばれる。西武百貨店、ジャスコ、Q'tなどの商業施設、つくば国際会議場、ノバホール、演劇場、イベントホールなどの公共施設が集積している。また、地中には総延長約7.4kmの共同溝が埋め込まれ、上水道管、地域冷暖房配管、廃棄物運搬用真空集塵管、電力線、電話線、ケーブルテレビ(ACCS)線などが収容され、これらの工事の際に道路を掘り返す必要がないように配慮されている。近年、研究学園駅周辺を副都心と位置づけて開発が行われている。
[編集] 地区
旧町村の区域である桜、筑波、谷田部、豊里、大穂、茎崎の6地区があり、行政などで地区名として現在も使用される。当初は各地区間で互いに中心地を譲らずに争うことが多々あったが、合併から年月が経過し、この論議は収束に向かいつつある。また、研究学園地域は都市基盤や建物などが国、県、市、公団によって整備されて都市的雰囲気を持つ一方、周辺地域は田畑が多数存在し、昔ながらの田舎の雰囲気が色濃い。
[編集] 人口
平均寿命は男性77.9歳、女性85.1歳
| つくば市と全国の年齢別人口分布図(比較) | つくば市の年齢・男女別人口分布図 |
■紫色はつくば市
■緑色は全国 | ■青色は男性
■赤色は女性 |
| 総務省統計局 平成17年国勢調査より | |
[編集] 歴史
[編集] 明治維新前
- 南北朝時代には、小田氏が小田城(市北部)を築いて本拠地とした。この小田氏の縁で、北畠親房が小田城に入り、神皇正統記を著した。
- 大阪の陣で戦功のあった細川興元が旧谷田部町に1万6000石を賜り江戸時代の幕末までこれを治める。通称谷田部藩、肥後細川家の分家。
- 水戸藩士藤田小四郎らが1864年5月2日に筑波山で挙兵(天狗党の乱)。
[編集] 明治維新後
- 1918年9月7日:筑波鉄道筑波線が土浦~筑波~真壁~岩瀬間全線開通。
- 1925年10月12日:筑波観光鉄道筑波山ケーブルカー開通。
- 1940年:西筑波飛行場建設。陸軍航空士官学校西筑波分教場として機能。
- 1963年9月10日:研究学園都市を筑波に建設することを閣議了解。
- 1973年2月10日:東京教育大学が旧桜村に移転し、筑波大学が開学。
- 1985年3月16日:国際科学技術博覧会を開催。
- 1987年3月31日:筑波鉄道筑波線が廃線。
[編集] つくば市市制施行後
1987年11月30日に筑波郡谷田部町、大穂町、豊里町、新治郡桜村の4町村が新設合併し、つくば市が誕生。むつ市、いわき市、えびの市に次ぐ全国で4番目のひらがな表記の市であり、合併当時、桜村は単独で市制施行条件をも満たす日本で一番人口の多い村であった。
- 1988年1月31日:筑波郡筑波町を編入。
- 2002年11月1日:稲敷郡茎崎町を編入。
- 2005年8月24日:首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線が開業。
- 2005年10月:国勢調査で人口が20万人を突破。日立市を抜き水戸市に次いで人口では県内第2の都市に。
- 2007年4月1日:特例市に移行。
[編集] 旧住民と新住民
筑波研究学園都市の建設に伴って研究者やその家族が移り住んできたが、移転初期の頃は未舗装の道路も多く、商業施設もまばらであるなど、移住前との生活環境の変化に惑う人たちも多く、また、地元の人たちからは「新住民」と呼ばれ、互いに疎遠であった。その後、公務員住宅が集中的に建設された地域などで、地元の農作物を扱う朝市や各種イベントも開催されるようになった。1981年から開催されている「まつりつくば」は、今ではつくば市最大の祭りとなっている。
[編集] 市政
[編集] 市長
[編集] 市議会
議場、事務局は谷田部庁舎にある。 議員定数:33
- 会派:つくばクラブ(9)、つくば市民政策研究会(6)、平政会(5)、公明党(4)、民主党・つくば21(4)、日本共産党(2)、つくば・市民ネットワーク(2)、新社会党(1)
- 議長:久保谷孝夫(つくばクラブ)
- 副議長:金子和雄(新社会党)
[編集] 市役所
合併前の町村役場(と筑波庁舎)のうち、旧谷田部町役場を対外的には市役所としているが、本庁機能は旧茎崎町役場を含む各庁舎に分散されているため、必ずしも谷田部=本庁ではないことに注意を要する。各庁舎は本庁部課の一部と当該地区向けの出先機関(窓口センター)である。今後研究学園駅の周辺に統合本庁舎を建設する予定である。
[編集] 特例市
人口増加が続いており、2005年の国勢調査において人口が20万人を突破したことから、2007年4月1日を目標に、県庁所在地である水戸市に次いで県内で2番目となる特例市移行を検討することとなった。2006年6月の定例市議会において指定申出議案が可決され、2006年12月に閣議決定、2007年4月1日、特例市に移行した。
[編集] 財政
研究学園地域とその他の地域での較差が大きすぎ、税収と支出のバランスは、例えば近隣の土浦市よりも悪い。これまで、政府の研究機関を集中させる為につくば市に投入されていた特別交付金によってやりくりしてきたが、「小泉改革」路線によって縮小される事が決定している。
[編集] 広域事務
- 茨城県市町村総合事務組合
- 茨城租税債権管理機構
- 利根川水系県南水防事務組合
[編集] 経済
つくば市の就業者のうち、第一次産業従事者は5,388人、第二次産業従事者は20,170人、第三次産業従事者は64,972人である(2000年現在)。
市内には大手企業の研究拠点が多数存在し、約300に及ぶ研究機関・企業と約1万3千人の研究者(博士号取得者は約5千600人)を擁する。また、外国からきた研究者や留学生が多く、人口の3.6%が外国人である(平成16年現在、126カ国、7,143人)。民間企業に勤める研究者や大学生も数多く住んでおり、転勤や入学・卒業に伴って3月末の人口が大きく減少し4月に元に戻る現象が発生する。
研究学園地域以外では農業も行われており、特に筑波山麓で収穫される「北条米」は昭和初期に皇室への献上米になるなど高級米として有名である。また、畑面積の約3分の1を占める芝は日本一の作付面積(2,245ha)を誇る。近年では、摘み取り園式のブルーベリー栽培が行われるなど、新しい形の農業にも取り組んでいる。また、日本で唯一搾菜の栽培が行われ、有名中華料理店などに出荷されたり、たまり漬として加工されている。
[編集] 本社をおく主要企業
[編集] 第三セクター等
- (財)つくば都市振興財団
- つくば市土地開発公社
- (財)つくば都市交通センター
- つくば国際貨物ターミナル - 内陸通関拠点。通関などは横浜税関鹿島税関支署つくば出張所が担当。全国にある内陸通関拠点のうち輸入貿易額が一番多い。
[編集] 姉妹都市・提携都市
- ケンブリッジ市(アメリカ合衆国)- 旧谷田部町との提携を継承
- アーバイン市(アメリカ合衆国)- 1989年提携
- ミルピタス市(アメリカ合衆国)- 旧茎崎町との提携を継承
- 深圳市(中華人民共和国)- 友好都市
[編集] 教育
[編集] 大学
[編集] 高等学校
[編集] 中高一貫校
[編集] 中学校
全14校
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[編集] 小学校
全38校
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[編集] その他の学校
- 茨城県立つくば養護学校
[編集] 交通
[編集] 鉄道
かつては筑波鉄道筑波線(旧・関東鉄道筑波線、土浦駅~筑波駅~岩瀬駅)が旧筑波町の地区を走っていたが、1987年3月31日に廃線された。現在、跡地はサイクリングロード(県道桜川土浦自転車道線・愛称つくばりんりんロード)となっている。筑波鉄道キハ461として使用されていた旧・国鉄キハ41000形式気動車が市内のさくら交通公園に静態保存されていたが、2007年にさいたま市にオープン予定の鉄道博物館に展示するため郡山総合車両センター郡山派出所に移送された。横にあったD51 70はそのまま保存されている。
[編集] バス
つくば駅に隣接するつくばセンターを中心に路線が広がる他、JR東日本常磐線の土浦駅、荒川沖駅、ひたち野うしく駅、牛久駅、藤代駅、関東鉄道常総線の水海道駅、石下駅といった市外鉄道駅からの路線や、岩瀬・真壁方面との路線がある。
市内一般路線は、関東鉄道、関鉄パープルバス、 関鉄グリーンバス、JRバス関東によって運行されている他、つくば市によるコミュニティバス「つくバス」も運行され、コミュニティーバスとしては茨城県最大規模を誇る。
- つくばセンターまで、土浦駅、荒川沖駅、ひたち野うしく駅の各駅から、路線バスで20分程度。
- 旧茎崎町は牛久駅から3路線、藤代駅から1路線。
- 高速バスつくば号で、つくばセンター~東京駅間1時間強。
- 高速バスTMライナーで、つくばセンター~県庁・水戸駅間2時間弱。
- 高速バス大宮~つくば・土浦線で、つくばセンター~大宮駅間1時間20分。
- 空港バスで、つくばセンター~羽田空港・成田空港間2時間弱。
- 夜行高速バスよかっぺ関西号で、つくばセンターまで京都から7時間、大阪から9時間程度。
- 夜行高速バスドリーム大阪号で、つくばセンターまで大阪駅から9時間程度。
[編集] 道路
[編集] 高速道路
[編集] 一般国道
[編集] 自転車道
- 茨城県道501号桜川土浦自転車道線(つくばりんりんロード)
[編集] ペデストリアンデッキ
人間優先の都市計画の概念に基づき歩行者・自転車専用道路(遊歩道、ペデ)が設置されている。赤塚公園からつくばセンターを経て筑波大学に南北につながる「つくば公園通り」約5kmと、センター地区及びその周辺における約43kmがある。
[編集] 交通状況
つくば市では、大部分が平野であり、1980年代ごろまでに学園都市としての「日本の道100選」に選ばれた学園東大通りなどの幹線道路整備が行われ、広く車線の多い道路が幾つもあり、広範囲に分散する研究所の移動手段や通勤手段に自動車が使われることが多く、人口に対して交通量が多くなっている。平成11年現在、1世帯あたりの自動車保有台数は 2.3台である。
市内中心部においては、土浦学園線及び東・西・南・北の各大通りが道路網の中核を成す。それぞれ片側2~3車線が確保されているが、交通量の増加、つくばエクスプレス線の開通に伴い中心部では近年渋滞が目立ち始め、つくバスの導入や駐車場の立体化に取り組んでいる。国道354号(かつての県道時代の名称「土浦野田線」と呼ばれることが多い)沿線は片側1車線しかないところに大規模なショッピングモールのオープンが相次ぎ、市内でも有数の渋滞ポイントになっている。郊外では車の流れが速く、運転には注意を要する。
[編集] つくばナンバー
ご当地ナンバーである「つくばナンバー」には、守谷市・古河市・筑西市など県南・県西地域13市町に参加している。他のナンバー地域は2006年10月10日に導入されたが、つくばナンバーのみ、茨城県の新県税システムの導入時期に合わせて2007年2月13日からの導入となった。
[編集] その他
- 「のりのり自転車」という無料のレンタサイクルがあったが廃止され、現在はつくば駅構内観光案内所で有料にて貸し出しを行っている。
- 国際科学技術博覧会の来場客の輸送のために建設しその後恒久的に利用することを目的とした、つくばセンターと土浦駅東口を結ぶ新交通システムの計画が存在したが、万博終了後の利用が十分見込めなかったことから計画中止となり、土浦駅東口からの高架道の一部が土浦ニューウェイとして自動車専用道に転用された。途中には駅設備の遺構を思わせる部分(現在はバス停として使用)があり、鉄道未成線跡の雰囲気が残っている。
- 市北部には県営のヘリポートである「つくばヘリポート」があり、茨城県の防災ヘリコプター「つくば」などが配備されている。
- 市内には長い名前のバス停がいくつか存在する。これは、停留所名に最寄りの研究施設の名称を漏らさず盛り込むことが多いためで、特に「つくばセンター~荒川沖駅西口」などの路線が停車する「産技総合研筑波東事業所・つくば研究支援センター入口」(さんぎそうごうけんつくばひがしじぎょうしょ・つくばけんきゅうしえんせんたーいりぐち)は日本国内で最も長い名前のバス停とされる。他にも「農業工学研究所食品総合研究所」や「筑波技術大学産業技術学部」などがある。
[編集] 観光地・祭事
- 筑波山(筑波山神社・筑波山温泉)
- 筑波山梅祭り - 2月中旬~3月中旬
- 平沢官衙遺跡
- つくば物語 - 10月頃
- 北斗寺
- 星祭り - 1月7日(旧暦)
- 小田城跡
- ゆかりの森
- 茨城県つくば美術館 - つくばアルス内
- つくばエキスポセンター - プラネタリウム、H-IIロケットの実物大模型
- 科学技術週間 - 4月中旬
- つくばフェスティバル - 5月の第2土・日曜日
- まつりつくば - 9月の第1土・日曜日
- つくば国際音楽祭 - 10月頃
- つくばマラソン - 11月下旬
[編集] 歌
以下の2曲は、1988年当時の竹下登内閣による「ふるさと創生基金」を受けてつくられた。
- ふるさとTSUKUBA (イメージソング)
- つくば音頭
[編集] 出身有名人
- 松居直美 - タレント
- 阿部吉朗 - サッカー選手
- 男女ノ川登三 - 第34代横綱
- 杉本亜紀子 - アナウンサー
- 清水直子 - ヴィオラ奏者
- 倉田保昭 - 俳優
- 工藤一彦 - 元プロ野球選手
- 山田大樹 - プロ野球選手
[編集] 縁のある有名人
- 毛利衛 - 宇宙飛行士。子供全員が市内の高校出身
- Diggy-Mo - アーティスト。市内の高校出身、毛利衛の子供と同一の学校
- カレン・ロバート - ジュビロ磐田所属のサッカー選手、小学校と中学校は市内の学校に通っていた
- 明和電機 - 社長・土佐信道が筑波大学出身、ジャンルとして自ら「ツクバ系」を名乗る
- 田上明 - プロレスリング・ノア所属プロレスラー兼同社取締役。子供の教育を考え、現在市内在住
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- つくば市 - 公式サイト
- つくば市観光協会 - 観光情報
- つくば市物産会 - 特産品情報
- つくばフィルムコミッション - フィルムコミッション
- つくば都市振興財団 - 文化、国際交流情報など
- eコミュニティつくば - 防災情報、市民団体など
- つくば音楽団体交流協議会 - アマチュア音楽団体の交流
- 茨城県の自治体 </dt>
-
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