かに星雲

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かに星雲 (M 1, NGC 1952) はおうし座にある超新星残骸で、地球からの距離はおよそ7000光年。現在も膨張を続けており、中心部にはかにパルサーと呼ばれるパルサーの存在が確認されている。

超新星自体は1054年に中国や日本の記録に残されており、藤原定家の日記に引用されている。

かに星雲 (Crab Nebula)
Crab Nebula
星座おうし座
観測データ
種別超新星残骸
赤経 (RA, α) 05 h 34.5 m (J2000.0)
赤緯 (Dec, δ) +22° 01' (J2000.0)
距離 6,300 光年
視等級 +8.6
視直径 6' x 4'
物理的性質
直径 _ 光年
(B-V)_
絶対等級 _
特性 _
その他の名称

M1
NGC 1952


[編集] 歴史

1054年に出現した超新星(SN 1054)は、中国の記録宋史天文志に客星(突然現れた明るい星)として記され、仁宗の治世である至和元年五月己丑(1054年7月4日)に現れ嘉祐元年三月辛未(1056年4月5日)に消失したとある。日本でも、藤原定家が自身の日記『明月記』に記録している。ただし、定家は1162年に生まれており、実際に超新星を見たわけではなく、過去の天文寮の記録を引用したものと考えられる。また、1000年頃にアメリカ・インディアンによって描かれたアリゾナの壁画に残されている星の画を、この超新星とする説もある。

超新星の残骸であるかに星雲は、1731年イギリスのアマチュア天文家ジョン・ベービス (John Bevis, 1695-1771) によって発見された。ロス卿 (William Parsons, 1800-1867) の観測で微細なフィラメント構造がカニの足を思わせることからカニ星雲と命名された。

かに星雲は、彗星を観察していたシャルル・メシエが、彗星と紛らわしい天体としてまとめたメシエカタログの1番目に収録されている。メシエ天体では唯一の超新星残骸である。

[編集] かにパルサー

かに星雲の中心にある星は、かにパルサーと呼ばれるパルサー(中性子星)である。1969年に発見された。 直径は約10km。 かにパルサーは1秒間に30回という高速回転をしており、33 msの周期で電波を出している。 非常に強いX線を放出しており、X線天文学においてキャリブレーションに使われる。 <span class="FA" id="en" style="display:none;" /> <span class="FA" id="es" style="display:none;" /> <span class="FA" id="pl" style="display:none;" />

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