ありがとう浜村淳です
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| ありがとう浜村淳です | |
| ジャンル | ワイド番組
<tr><th>放送方式</th> <td>生放送</td></tr> |
|---|---|
| 放送時間 | 月~金曜 8:00-10:30 |
| パーソナリティ | 浜村淳 桜井一枝(月~水) 阿部宏美(木・金) <tr><th>出演</th> <td>河合美保 |
| 放送局 | MBSラジオ |
ありがとう浜村淳です(ありがとうはまむらじゅんです)はMBSラジオで日曜日を除く毎朝放送されているラジオ番組。
1974年4月8日に放送開始。2003年に満30周年を迎え、12月に大阪市北区の梅田コマ劇場(現・梅田芸術劇場)で大々的な記念興業を開催した。また、土曜版にありがとう浜村淳です土曜日ですと言う独立した番組がある。MBSラジオがABCラジオやFM局に聴取率等で上回っている人気番組である。
目次 |
[編集] 出演者
- (河合・松木の2人は「ありがとう娘。」として、電話の受付やゲストへのお茶出しなど、アシスタント的な役割である)
[編集] 過去の出演者
- 鈴木美智子(番組開始~1994年3月)
- 寺嶋千恵子(1994年4月~1998年4月)
- 宮西直美(1998年4月~2002年10月)
- 奥井ともこ(2002年10月~2006年9月)
- 放送開始当初~2002年9月までは一人のアシスタントが全曜日を通して出演していたが、2002年10月以降は週前半・週後半それぞれで異なるアシスタントを起用する形が採られるようになった。
[編集] 放送時間
- 平日…8:00-10:30(2002年10月 - それまでの-10:00を延長)
- ※選抜高等学校野球大会開催期間中は時間が短縮される(3試合日=9:30試合開始のときは8:00-9:25まで。4試合日=8:30からとなる場合は8:00-8:25まで、その期間中は浜村が休みを取るのが通例(後述)。)
[編集] タイムテーブル
- 8:00 今朝の新聞から
- 当日の新聞や週刊誌などから、政治・経済、事件・事故、芸能情報といった、あらゆるジャンルのニュースを、独特の浜村節で紹介する、この番組の看板コーナー。なお8時台は、途中約2分のCMを除いて全てこのコーナーに当てられる。(日によっては、9時を過ぎてもしばらく続く事もある)なお、このコーナー中にCMを挿入する時は、浜村が「CMです」と言わず、「時刻をお知らせしておきましょう」と言い、アシスタントが現在の時刻を知らせてCMに入る。なお、浜村は開始してもおはようございます。とは一言も言わない。(桜井一枝と阿部宏美は言う。)
- なおこのコーナーはインターネット上にてストリーム配信されている(CM及び9時を過ぎた部分は割愛される)。ストリーム配信は当日の午前11時-正午をめどに更新されており、月曜-木曜分は翌日の更新時間まで、金曜分は翌朝5時まで配信されている。
- 9:00 9時クイズ
- リスナー参加のクイズコーナー。月曜~木曜は当日の新聞記事から出題、金曜は童謡・唱歌、テレビ番組の主題歌のタイトルを当てる。3つの選択肢が提示されるが、誰でも正解できるような判りやすい選択肢となっている。
- 応募者の中から抽選で3名~5名に、スポンサー企業などから提供された商品をプレゼントする。また、プロ野球のペナントレースシーズン中、阪神タイガースが前日の試合で勝利した場合は、浜村がこのコーナーおよび番組冒頭で「阪神勝った明くる日は、メルシャンワインで乾杯しよう」と言い、メルシャンの赤ワイン・白ワインのセットを、逆に阪神が敗北した場合、または前日に阪神の試合がなかった場合は、番組特製のクオカードを、それぞれ3名にプレゼントする。2006年9月まではオレンジカードだったが、同年10月にクオカードに変更された。Jスルーカードにしなかったのは、同カードが使えない和歌山県(阪和線以外の線区)や中国・四国地方、中京地方などのリスナーに対する配慮であった。
- なおこれ以外にも不定期で、更にプレゼントが追加される場合もある。
- タイトルコールは女性のアカペラ(グループだと思うが誰が歌ってるかは不明)で日替わりで曲目も変わる。これまでに登場したのは「ライオンハート」「ドラえもん」「水戸黄門」「ゴットファーザーのテーマ」etc.
- 9:20 エジプト占星術が語る星占い
- その日の運勢を誕生月ごとに紹介する。なおこのコーナーは土曜にも放送される。
- 最近では、桜井一枝がアシスタントを務める回には両者の掛け合いが行われるようになり、占いとしての厳粛さがやや損なわれている印象がある。
- 9:30 朝からようこそ
- 9:45 ありがとう芸能情報
- 8時台にも芸能情報はあるが、ここではそこで紹介できなかった芸能情報を更に紹介する。なお金曜は当日深夜にMBSテレビで放映する映画(ほとんどは洋画、たまにアジア系の作品)の予告となっている。
- 10:00 演歌天気予報
- 10:10 ありがとうファミリー劇場
- 「さあ、幕をあけましょう」のフレーズで始まるこのコーナーは、毎週一つのテーマに沿って、様々なエピソードを紹介するラジオドラマ。実際にあった珍事件を紹介する「事件の裏側」、リスナーから寄せられた作文の紹介、毎日新聞大阪本社版の朝刊に掲載されている、童話コーナー「読んであげて」から名作の朗読、歴史上の偉人の物語、などがある。通常は浜村と曜日アシスタントの二人だけ演じるが、登場人物が多い場合は「ありがとう娘」の二人も登場する。
- 10:25 エンディング
なおこれ以外にも、9時台・10時台に1回ずつ交通情報とニュースが、9時台に天気予報がある。(9時台の天気予報は、「演歌天気予報」とは別で、日本気象協会所属の気象予報士が出演する)
[編集] 「ありがとう」における「浜村節」
この番組の魅力の一つに、「今朝の新聞から」や「映画サロン」等における浜村淳の独特の話芸が上げられるが、その中でもよく使われる言い回しや、お決まりの一言などを挙げる。
- 「浪速の空は日本晴れ~」
- 阪神タイガースが勝利した次の日の放送の冒頭で歌われる。他の出演陣も巻き込んで歌う。浜村は、この歌を「歌うたびに下手になる歌」と表現している。(これは、歌われるたびにアシスタント(特に桜井一枝)の歌うこの歌が下手になっているように聞こえるからである)
- 「持った(湯のみ)をバッタと落とし、小膝たたいてにっこり笑い」
- 登場する人物が妙案(もしくは悪巧み)を思いついた様を示す。「湯のみ」の部分は、話題の内容によって時折変化する。
- 「ポンカラキンコンカン」
- パソコンのキーボード等をたたく様、または玄関のチャイムを鳴らす音。
- 「クラブバクテリアのケメ子ちゃん」
- 話題中に、ナイトクラブやキャバレー等に触れる際、このように実在しないような突飛な名称が用いられる。 このような話題以外でも、実在しないような名称で説明することが多い。
- 「饂飩屋の釜(或いは有馬温泉の風呂)で湯(言う)ばっかりや」
- 『有言不実行』の様を示す洒落言葉。
- 「ジャジャジャージャージャージャージャー」
- 水が流れ出すさまを表したもの。通常はこのフレーズを2回繰り返す。
- 「神武天皇さまがお聴きになっても『これは古い!』とおっしゃるほどの○○」
- 戦前の音楽など、非常に古い音源を紹介するときに用いられる。神武天皇の部分は聖徳太子等に置き換えられることもある。
- 「何を言うてはりまやばし!」
- 高知市にある橋「はりまやばし」を文末につける。
- 「ぷーさん」
- エルヴィス・プレスリーのこと(プレスリーの生後二日後に浜村淳は生まれた)。また、五山送り火開催日とプレスリーの命日が同じ日(8月16日)であるため、当日の送り火の行事紹介をする際に、毎年必ず「ぷーさん」が話のネタにされる。
- 「ジョルジオ・有馬稲子」
- 盗難などの事件を伝える際、高級ブランドの名称として用いる。「アルマーニ」と「有馬」を架けた駄洒落。
- 「いろはの『い』の字によく似た姿、淳と(アシスタントの下の名前)でありがとう」
- 番組終了時の挨拶。ラジオスタジオ内で机をはさみ向き合っていては互いに記事が読みにくいので、隣り合って座っている姿を、ひらがなの「い」の字に例えている。
- 「ようおこし またおこし いわおこし」
- 「歩いて○○分、走って●●分、けんけんして△△分、はいずりまわって××分」
- ある場所までの所要時間を示すときによく用いられる。
- 「ドンガラガッチャン ガンガラガッチャン ドッカン バッタン ぷっすん」
- 何か物にぶつかったときの擬音。
- 「ガンガラ ガンガラ ドスンプスン」
- 物を叩く音。主に騒音おばさん騒動などで言う。
[編集] オープニングについて
番組のオープニングは周波数変更の時に変更されている。
- 現在のオープニングの流れ
- アシスタント「一番に入れるスイッチなんでしょう。来る日も来る日も毎日放送、1179。」
- ありがとうギャルズ(現在の「ありがとう娘。」の前身)「ありがとう浜村淳です。」(以前は、浜村自身が言っていた。)
- アシスタント「おはようございます、(アシスタント名)です。星の放送局から星の21世紀をお届けします。」
- 平日のテーマ曲が流れ、「今朝の新聞から」がスタート。なお、テーマ曲は「今朝の新聞から」のコーナー中BGMとして延々と流れ続ける。
平日については、「星の放送局から星の21世紀をお届けします。」の部分は、千里丘スタジオ(吹田市)から放送していた時代は、「花と緑の、愛の千里丘からお送りします。」という台詞であった。土曜については、前日に阪神タイガースが勝利した場合は、「ちょいとでました~」と「一番に~」の部分が、前述の「浪速の空は日本晴れ~」になる事があるほか、USJからの放送が開始される前は、「土曜日でーす。」の部分を除いては平日と同じであった。
またテーマ曲が平日と土曜で異なるのは、平日と土曜で内容が大きく異なる為のほかに、土曜の放送が「ごめんやす浜村淳です」(「ごめんやす馬場章夫です」の土曜版)として平日より1年半早く始まった為、その当時の名残であると見られる。
ちなみに「一番に入れるスイッチ~」は、毎日放送ラジオの周波数の語呂合わせになっている。
- 「一 (1) 番に入 (1) れるスイッチな (7) んでしょう。来 (9) る日も来る日も毎日放送、1179。」
[編集] テーマ曲
[編集] スポンサー
- 8時台
- 大阪スバル
など
- 9時台
- 大阪トヨタ
など
[編集] 備考
- この番組の特徴の一つとして、番組内で毎日5~6本程度の生コマーシャルが放送される事が挙げられる。スポンサーは定期的に入れ替わるが、中には浜村や番組への信頼の厚さから、長期間にわたりスポンサーになっている会社もある。スポンサーの業種は、保険会社、健康食品会社、製薬会社などが多い。番組中、浜村が話題のついでにアドリブでスポンサーの名前を出してさりげなく宣伝をすることもこの番組の名物となっている。
- 毎年、選抜高校野球大会開催期間に合わせて浜村らパーソナリティーとリスナーの交歓ツアー(海外旅行が多い)を行うことがあり、その場合は毎日放送のアナウンサーらがピンチヒッターとして番組を進行することもある。但しここ2~3年ほどはテロや流行病などの世界情勢悪化で交歓ツアーはせず、大会期間中も浜村らパーソナリティーが出演している。2006年3月23日と24日については休暇をとり、代わってMBS元アナウンサーで「ノムラでノムラだ」の伊東正治チーフプロデューサー(当時・現在ラジオ局編成部長)が務めた。
- その選抜高校野球大会期間中、3試合が組まれた日は9:23頃まで、4試合が組まれた日は8:23頃までの短縮バージョンになる(雨天で試合開始時間が遅れる場合はそのまま通常の編成になる)。放送開始までの2分弱は9時台(4試合日の場合は8時台も)の固定スポンサーがSBという形で流されている。
- 浜村は毎週日曜日にも9:30-10:00に「浜村淳のなんばでルンバ!」(2006年3月以前は「浜村淳の日曜夢語り」。同年4~9月は「浜村淳の茶屋町チャ・チャ・チャ」)のパーソナリティーを務めており(こちらは録音)、MBSラジオで毎日ラジオ出演していることになる。
- なんと番組自体が音楽CD化されたことがある。「お父さんのバックドロップ/邦画サントラ・オムニバス」(商品番号 MHCP-481 JAN 4562109409055)第3曲目。「一番に入れるスイッチ…」から始まる。
- 平日の10時前には届いたはがき・FAX・メールを紹介するが、時報前になると必ず「…の時は、めいらく・スジャータの、"きくの"アイエフシーコーヒーをどうぞ」(以前は「スジャータフレッシュミルクコーヒーをどうぞ」)と言ってスジャータの時報になる。10時終了だった2003年3月まではこの部分がエンディングとなっており、前述のエンディングの挨拶「いろはのいの字によく似た姿~」の台詞は当初土曜のみだった。
- 「おはよう川村龍一です」が放送されてた頃は最後30秒程度浜村らとの掛け合いトークがあり、そのまま8時の時報に突入していた。
- 芸能情報を喋る際、ジャニー喜多川に対しての評価は特に辛辣である。放送界公然のタブーとされている、彼の性癖について「あのホ○のオッサン」と平然と言ってのける。但し、辛辣なのは喜多川に対してのみであり、所属タレントに対しては中立的な立場でのコメントが多いが、希に嫌悪感剥き出しにして発言することもある。浜村がなぜ、ここまで喜多川を毛嫌いするかは渡辺プロ在籍時に何らかの軋轢があったことが考えられるが詳細は不明。
- 最近では、プレゼント当選者の発表、あるいは読み上げるネタとなる新聞記事を探す際、紙をめくる「バシャバシャ」音が目立つようになってきた。
- インターネットでも、録音・編集されたものが1時間弱ほど、正午前から当日の放送が聞ける(平日放送分のみ)。土曜日正午頃から月曜日正午頃迄の間はmsb1179.comのリンクから辿る限りは番組紹介しか聴けないが、ストリーミング用アドレスに直にアクセスすると金曜日の放送が聴ける(Windows Media Playerではmms://mm2.mbs.co.jp/mbs/arigatou/arigatou.wma、Real Playerではrtsp://mm.mbs.co.jp/arigato/arigatou.rm)。内容は「オープニングソング」と「今朝の新聞から」のみ。CMなどはカットされる。数値の誤り個所等がカットされることもある。他に担当ディレクターの判断により、政治的な発言や名誉毀損の恐れがある発言部分がカットされることがある。まれにだが、既述の理由にあてはまらない個所がカットされることがある。それらについては浜村氏自ら自分の話し方が拙かった等の理由でディレクターにカットを願い出ていることが推定される。最近(2006年)の場合、火曜日放送分は他の曜日分に比べてカット量が多い。例えば2006年のある火曜日にAM波で放送された上記ジャニー喜多川が同性愛者である旨の発言は、控訴審で事実認定されており、たとえ名誉毀損訴訟を起こされても敗訴する可能性は皆無であるが、あっさりとカットされた。
- しかし、2006年4月21日(金)分のインターネット放送内で、「アイフル」のニュースの訂正(業務停止日時)と日韓の竹島問題ニュースの間に、「9時クイズ」(世界音楽の旅クイズ<ハワイ>、賞品:松坂牛・魚沼産コシヒカリ・キリンビール、一人ずつ)と応募電話・FAX番号、それとそのあとのCM(宝誠建設、大阪トヨタ自動車、タケヤ味噌、クマリフト、スーパーカーゴ)と提供読みと、普段ならインターネット放送では流れない分が入り込んでいた。
- 「今朝の新聞から」のコーナーでリスナーからのメールなどを読む場合もあるが、浜村流に加工(端折って切り張り)されてしまい、実際の投稿内容と異なってしまうケースがある(本筋は外さないので捏造ではないが限りなく近くなってしまう時もある)。投稿する際には極力短く纏めた方が無難である。
- 時事情報を扱う為、時々「(軍事用の)ミサイル」が話の中に出てくることがあるが、浜村は昔から一貫して「ミサイル=全て核兵器」「(日本は核兵器を持たないので)日本はミサイルを製造していない」との誤った知識を持ち、放送で披露し続けている。報道機関所属者なら誰でもわかる間違いなので、長年の間にディレクター等が浜村の知識を訂正する機会も数多くあったと思われるが、不思議と一向に訂正されないままである。浜村はMBSにとって大貢献者であり、年齢もディレクター達より大幅に上回っている為、MBS側の関係者が浜村の知識の誤りを訂正することは至難であると推定される。

