「超」怖い話
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「超」怖い話(ちょうこわいはなし、1991年 -)は、取材に基づく実話怪談を集めた怪談本。
現在の編著者は、ホラー作家の平山夢明(三代目)と加藤一(四代目)。
実話怪談本としては希有なことに、二十巻、16年にも及ぶ長期に渡って編著者・共著者を代替わりさせながら継続している。二度の休刊にも関わらず、ディープなファンの呼び声によって復活を遂げるという、さながらゾンビのような伝説を持つ。
これらの熱狂的読者は、特に怪談ジャンキーと呼ばれる。
取材に基づく現代怪談を扱った新耳袋(木原浩勝+中山市朗著)とは、「西の横綱の新耳、東の横綱の超怖(通称:ちょうこわ)」と並び称される、現代実話怪談の代名詞のひとつ。
これに稲川淳二を加えて三大実話怪談と呼ばれる場合もある。
稲川の同名怪談本超怖い話(1995~,角川書店/バンダイビジュアル)と、本項の「超」怖い話(1991,勁文社/竹書房)はタイトルの類似以外接点のない別作品。 本項で扱う「超」怖い話の正規表記は超に「 」が付くが、意識して「 」が付けられるようになったのは稲川の同名本が世に知られるようになってからのようで、初期の「超」怖い話(新書版他)では「 」が付かない表記のものもあった。
目次 |
[編集] 来歴
1991年に勁文社から新書で刊行された。
第一巻「超」怖い話(1991)は、初代編著者安藤薫平、樋口明雄、加藤一、蜂巣敦が参加。
第二巻「超」怖い話2(1992)では安藤、蜂巣が退き、樋口が二代目編著者となり、加藤に加えて添田寛明が参加。
第三巻 新「超」怖い話(1993)では添田が退き、樋口、加藤に加えて氷原公魚、平山夢明がデルモンテ平山名義で参加。この巻より新書から文庫に変わる。1993年から第三巻が文庫として刊行された際、新書版の一、二巻も文庫として再リリースされた。この時、編集上新書版から何話かが省かれたため、新書版が完全版とされる。
第四巻 新「超」怖い話2(1994)では、氷原が退き、樋口、加藤、平山の三人体制となる。この体制は第八巻 新「超」怖い話7(1996)まで続く。
1994~1995年の二年間(第四~七巻)は、年二回刊だった。1996年の第八巻から年一回に戻る。
第九巻 新「超」怖い話8(1997)では樋口が退き、平山が三代目編著者となり、平山+加藤の二人体制となる。
1998年は一年間休刊。読者からの問い合わせ殺到により、翌1999年に復活。これを「最初の死」と呼ぶ。
第十巻 新「超」怖い話Q(1999)は平山+加藤体制のまま復活。
第十一巻「超」怖い話 彼岸都市(2000)の後、勁文社倒産(2002)。
2001~2002年の二年間再び休刊。これを「二度目の死」と呼ぶ。
2003年から竹書房に移りコンビニ文庫として復活。
第十二巻「超」怖い話Α(2003)から、第九巻以来の平山+加藤体制でシリーズ継続。この巻より、平山のペンネームがデルモンテ平山→平山夢明に変わる。以後、1995年以来再び、冬(1月)と夏(7月)の年二回刊に戻る。
第十八巻「超」怖い話Η(2006)で、新共著者を公募する企画超-1を発表。
第二十巻「超」怖い話Ι(2007)は平山は参加せず、加藤が四代目編著者となり、新共著者久田樹生、松村進吉が参加。第八巻以来、十二巻ぶりに三人体制が復活。この巻以降、冬は加藤、久田、松村、夏は平山の「超」怖い話シリーズ初の二班体制となる。
第二十一巻「超」怖い話Κ(2007)は加藤は参加せず、平山の単独編著となる(ソースはΘ)。「超」怖い話全史の中で、加藤が参加しない巻はこれが初めて。また、共著者なしで編著者一人の巻もこれが初めて。
[編集] 書籍版
[編集] 勁文社時代
[編集] 第一期
- 「超」怖い話(新書版1991)
- 「超」怖い話2(新書版1992)※1993年刊の文庫版では続「超」怖い話に改められた。
- 新「超」怖い話(1993)
- 新「超」怖い話2(1994)
- 新「超」怖い話3(1994)
- 新「超」怖い話5(1995)※四は死に通じるという縁起担ぎから、四巻は欠番。
- 新「超」怖い話6(1995)
- 新「超」怖い話7(1996)
- 新「超」怖い話8(1997)
[編集] 第二期
- 新「超」怖い話Q(1999)
- 「超」怖い話 彼岸都市(2000)
[編集] 竹書房時代
[編集] 第三期
- 「超」怖い話А(アー)(2003)ISBN 978-4-8124-1104-9
- 「超」怖い話Б(ベェー)(2003)ISBN 978-4-8124-1268-8
- 「超」怖い話Γ(ガンマ)(2004)ISBN 978-4-8124-1498-9
- 「超」怖い話Δ(デルタ)(2004)ISBN 978-4-8124-1735-5
- 「超」怖い話E(イプシロン)(2005)ISBN 978-4-8124-1976-2
- 「超」怖い話Z(ゼータ)(2005)ISBN 978-4-8124-2229-8
- 「超」怖い話H(イータ)(2006)ISBN 978-4-8124-2512-1
- 「超」怖い話Θ(シータ)(2006)ISBN 978-4812427736
[編集] 第四期
- 「超」怖い話Ι(イオタ)(2007)ISBN 978-4812430064
- 「超」怖い話Κ(カッパ)(2007)ISBN 978-4812431955
※ここでは二度の休刊の時期(1998,2001)を節目とする説が採用されているが、安藤から樋口、樋口から平山にそれぞれ編著者が交替した時期(1991,1992,1997,2007)をそれぞれの節目とする説もある。
[編集] 再編版(「超」怖い話クラシック)
- 「超」怖い話0(ゼロ)(2004,樋口明雄)ISBN 978-4-8124-1894-9
- 「超」怖い話∞(エンドレス)(2004,樋口明雄)ISBN 978-4-8124-1924-3 ※復刊に合わせた書き下ろしが含まれる。
- 「超」怖い話†(クロス)(2005,安藤君平,蜂巣敦)ISBN 978-4-8124-2338-7
- 怖い(2000,加藤一)加藤一の勁文社時代の作の再編版だが、稲川淳二他のインタビューを合わせた異質な構成巻のため、竹書房版ながら「超」怖い話クラシックには含まれない。また、加藤一執筆分は全話復刊はされていない。
- 怖い本(2000-2003平山夢明)勁文社版「超」怖い話から平山夢明執筆分のみを抽出再編収録したもの。角川春樹事務所から刊行されており、「超」怖い話クラシックには含まれない。なお、勁文社版「超」怖い話平山執筆分を再録しているのは2003年刊行の怖い本4までで、4の書き下ろし、怖い本5以降は「超」怖い話とは別の書き下ろし実話怪談シリーズとなっている。
[編集] 関連書
[編集] 超-1傑作選
- 「超」怖い話 超-1怪コレクション (2007,加藤一編)ISBN 978-4-8124-2871-9
- 「超」怖い話 超-1怪コレクションVol.2 (2007,加藤一編)ISBN 978-4-8124-2901-3
- 「超」怖い話 超-1怪コレクションVol.3 (2007,加藤一編)ISBN 978-4-8124-2932-7
[編集] 新著者単著(「超」怖い話ニューエイジ)
- 「超」怖い話 怪歴 (2007,久田樹生)ISBN 978-4-8124-3181-8 ※久田樹生初単著
※冠に「超」怖い話と付き、竹書房から刊行された「超」怖い話正規関連書と言えるもの。
[編集] コミック化
- 平成50の怪談(1997)(ワニマガジン社)
- 恐怖の実話怪談(1999)(ワニマガジン社)
- 「超」怖い話 怨念浮遊(2004)(竹書房)ISBN 978-4-8124-5988-1
- 「超」怖い話 呪殺地帯(2004)(竹書房)ISBN 978-4-8124-6050-4
- 「超」怖い話 死霊の宴(2005)(竹書房)ISBN 978-4-8124-6120-4
[編集] 映像化
[編集] ネット配信(後DVD化)
- ドキュメント「超」怖い話~富士樹海編~(2005)(ライブドア配信,竹書房)ISBN 978-4-8124-2111-6
- ドキュメント「超」怖い話~沖縄編~(2005)(ライブドア配信,竹書房)ISBN 978-4-8124-2213-7
[編集] 映画化
- 「超」怖い話A 闇の鴉(2004)(竹書房配給)ISBN 978-4-8124-1697-6
- 「超」怖い話 THE MOVIE/闇の映画祭(2005)(竹書房配給)ISBN 978-4-8124-2285-4
[編集] TVドラマ化
- 「超」怖い話 TV完全版(2006,テレビ神奈川)(DVD,竹書房)ISBN 978-4-8124-2756-9
[編集] 関連項目
[編集] 編著者・共著者
- 蜂巣敦(「超」怖い話のみ参加)
- 添田寛明(「超」怖い話2/続「超」怖い話のみ参加)
- 氷原公魚(新「超」怖い話のみ参加)
- 久田樹生(「超」怖い話Ιから参加)
- 松村進吉(「超」怖い話Ιから参加)
[編集] 怪談

